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助産師として開業しようと思っているワーママ的理由7つくらい

こんにちは。助産師みのりです。

今回は、なぜわたしが今後開業したいと考えているのか、自分の頭の整理をかねて書いていきたいと思います。

助産師には色々働き方があるなかで、なぜ開業なのか。

わたしが近いうちに開業したいと思う理由は、ざっくり7つです(意外と多かった)。

・時間に余裕をもって過ごしたい(子どもと向き合う時間、自分の時間がもっとほしい)
・ママたちの気持ちが実感としてわかるうちに開業したい
・産後ケア事業が拡大しつつある今、参入するなら早いほうがいい
・自宅に余っている部屋が一部屋ある
・ひとり仕事が向いていると思う
・いつでも役所勤務には戻れる(だろう)ので、精神的・体力的に元気なうちにチャレンジしてみたい
・役所関連でもらえそうな仕事の見通しがある程度ある

1つの理由ごとに少し詳しく書いていきます。

時間に余裕をもって過ごしたい(子どもと向き合う時間、自分の時間がもっとほしい)

イメージ画像を入れようと思ったけど疲れ果てたのでこの1枚のみです

現在、平日9:00〜17:15の勤務です。
住んでいるのとは別の市町村で働いているので、車通勤で片道30〜40分かかります。

保育園の送迎もあるので、7時前に子どもと同時に起き、8:00ちょっと前に家を出て、18:00過ぎに自宅に戻ります。
そこから猛スピードで(言い過ぎ)晩ごはんを作り(ホットクック様、愛してる)、食事をして、子どもの歯を磨き風呂に入れ、20:30過ぎには寝室に連れて行き、だいたい一緒に寝落ちます。

ロングスリーパーなので、そのまま朝7時まで目覚めないことも多々。朝活したいけどできない。

え?? 時間なさすぎじゃない??

加えて、うちの娘は繊細なところがあり、新しい環境に慣れるのが苦手です。
登園しぶりもいまだにほぼ毎日。
笑顔で園に入っていくクラスメイトがまぶしい。

いわゆる小1の壁を、めちゃくちゃ高く分厚く感じています。

わたし自身が小学校〜高校全てで不登校だった時期があり、不安な気持ちもよく分かる。

なので、娘が小学1年生になる頃には、下校してきたら家にいられる、フレキシブルな働き方ができるようになっていたい、というのがいちばん大きな理由です。

ママたちの気持ちが実感としてわかるうちに開業したい

わたしの助産師としてのキャリアは、胸を張れるものでは全然ありません。

いくら分娩数が多い病院で働かせてもらっていたとはいえ、お産が全てではないし、経験できていないこと、知識や技術が足りないことはたくさんたくさんたくさんある。

臨床時代のベテランの先輩たちをとても尊敬していたし、自分はそこまでちっとも追いつけていない。

でも、わたし自身が子育てしていて、うれしく思うことやや分からないこと、不安なことを実感として分かるのは今じゃないかと思っています。

わたしは昔から、出来事を記憶しておくのが苦手で、特にプライベートなことだとすぐ「そんなことあったっけ…」となりがち。

同じ立場だから分かる、は傲慢で危険な考え方のこともあると思うけれど、今このときだから分かることも大事にしたい。

産後ケア事業が拡大しつつある今、参入するなら早い方がいい

全国的に産後ケアが拡充されてきています。
今ググってみたら、こんな記事も出ていました。

小倉こども政策担当大臣は、産後1年までの子育て世帯に対する産後ケア事業について、現在の住民税非課税世帯のみを対象とした補助制度を見直し、所得制限を撤廃する方向で検討していることを明らかにしました。

2022.12.20 Yahoo! JAPANニュース

市役所の母子保健分野で働いていても、最初は助産師会や、昔から地域に根付いている助産院のみが実施していたのが、最近は個人的で開業している助産師さんが徐々に産後ケア施設として契約されているケースが増えています。

もうしばらくはこの傾向が続くだろうなとは思っているけれど、助産院が美容院ほどは増えないと思うので(個人的にはそれくらい身近な存在になれればいいとは思うけれど)どこかで飽和するときが来る。

特に強力なバックボーンがないわたしが、実績を積んで、生き残れるようにするためには、早いうちに参入しておくのが必要なのでは、と考えています。

自宅に余っている部屋が一部屋ある

めっちゃ個人的な理由なんですが、わたしの家には、余っている部屋が一部屋あります(急にどうした)。

本当は子どもは2人ほしいなあと思って、現在の家を購入したわけですが、もろもろの理由で我が家は子どもは娘ひとりと決まりました。


となると、部屋が一部屋余るなあ。
この部屋何かに使えるんじゃない?
ていうか、空いてる部屋にも家賃がかかっているわけだし(そういう考え方をすれば)、事業に使って按分した方が住宅ローン返済的にもいいのでは?

とひらめきました(ヒラメキ〜!! ノージーの声で)。

ちなみにこれはまだ夫に相談していないので、わたしが勝手に思っているだけです(早く相談しろ)。
いつまでも出張専門でやっていたら、察してください。

ひとり仕事が向いていると思う

臨床の現場では、チーム医療が基本です。
緊急時のアピールの仕方が足りてないと、臨床時代はよく叱られました。

現在の市役所での仕事を始めてみて分かったのですが、

わたしこの仕事わりと向いてるな。

もちろん、複雑なケースや、判断に迷う場合はプリセプターの先輩にすぐ相談するし、上司の指示を仰ぎながら動くこともあります。

急に連絡が入って、他のことは後回しで対応に追われることもある。

でも、だいたいの場合は、1月の中でこんな感じ、と計画を立てて、自分のペースで電話をかけたり訪問したり。

何をどう話そうか、じっくり考えてから動き出すことができる。

大きくは組織で動いているんだけど、自分に裁量権が大きくある働き方が自分には合っているんだなあと最近思っています。

だったら、開業してもやっていけるかな? と、臨床時代には思ってもみなかった開業への興味が、がぜん湧いてきています。

でも今の環境みたいにすぐに誰かに相談できるわけではなくなるので、スーパーバイザー、メンター的存在が必要だろうなあとも思っています。

いつでも役所勤務には戻れる(だろう)ので、精神的・体力的に元気なうちにチャレンジしてみたい

そんな、自分に向いてるな〜と思う現在の仕事ですが、実は年がら年中人手不足で職員を募集しています。
もし一緒に働いてくれる方がいたら声をかけてください笑

どこの自治体でもやっている事業はほぼ変わらないので、現在の職場に戻ることが難しくても、どこかの自治体が拾ってくれるだろうという計算もあります。

開業したって、一世一代の大勝負というわけではなくて、うまく行かなかったら役所勤務に戻ってもいいよね。
それくらいの気負わなさの方が自分には合ってるかもね、と。

実際、もし開業してうまく行かなくて役所に戻ったとしても、その経験もけっして無駄にはならないと思っています。

役所関連でもらえそうな仕事の見通しがある程度ある

市役所で働いていて、開業助産師さんたちが請け負っている仕事が分かります(市役所で働いていてよかった強み)。

例えば

・新生児訪問
・乳幼児健診
・子育て支援センターでの交流会 

などなど

一件いくら、1回いくら、という形で報酬が支払われています。

助産師の開業は、ゼロからサービスなりなんなりを生み出す開業とは違って、概ねこういうのができるよね、というベースがあります(ありがとう、国家資格)。

まずは自治体から委託される仕事をベースに、自分がしたい事業の割合を徐々に増やしていけたら理想的だなあと思っています。

お仕事ください(真顔)。

最後に

今回は、私がいちワーママとして働くなかで、開業に挑戦したいと思っている理由について書いてみました。

今度は、じゃあ今からわたしは助産師として何ができるのか、何を大事にしていきたいか書きたいなと思います。

最後まで読んでくださってありがとう。


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