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好きな場所がなくなること

近所のドトールが今月いっぱいで閉店するという話を聞いて、ショックを受けている。

ドトールに出会ったのは確か当時付き合っていた彼氏に連れられて…という記憶がある。

その人はSNSでであって好きなものが同じっていう軽い気持ちで付き合ったのだけど。音楽のライターをしていて、カートコバーンの追悼記事みたいなものを書いていた。新しい世界を見せてくれた一人だ。

そこからドトールの居心地の良さにハマり、恐らく週に一回は通っているヘビーなドトーラーだと思う。

ドトール(地元の)はスタバのように激しく混んでいることもあまりなく、いつも笑顔で店員さんが迎えてくれる。食べ物もいつも変わらずに美味しい。

好きな場所がなくなると、なぜか心にポッカリと穴が開く。そこに行っていた理由は、安心感。

普段蔑ろにしている自身の気持ちを、その場で好きなことをすることで、慰めていたのだと思う。

地元にドトールがなくなることが、今はとても悲しい。

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