初のシードを獲得!
ども、氏原です。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
前回の配信で、僕が展開している野球チーム、指導者サポート事業の仲間のお話をさせていただきました。
オンラインサロン、個別サポートともに協力しながらやっていきたいと思っています。個別の方は、僕がメインであとはオプションですが、表には出てこなくても、僕がアドバイスをいただいていたり、間接的に関わったりできるので、満足はしていただけるのかなと思います。
そんな我々の野球指導支援の取り組みですが、
一つ成果報告をさせていただきたいと思います。
初めてのクライアントのチームがですね、
この度、創部史上初の夏の大会のシード権を獲得しました。
ベスト16で敗れてしまったのですが、予選リーグを勝ち抜き、県大会で3勝を飾ったのです。
ここまで深くチームに関わったことがなかったので、僕自身としても勉強するばかりでした。
今、改めて思うのは、監督さんが非常に熱心であることが成果につながったということです。
よくありがちなのですが、アドバイザーなどをチームに招聘した場合、一時的にはそのアドバイスを聞くものの、あまり浸透させていないケースって結構、あるんですね。その場限りと言いますか。
僕がグラウンドに初めてお邪魔したのが去年の8月のことでした。そのあと、秋の公式戦や冬場の紅白戦。また、モデレーターを連れていき、強豪校レベルの投内連携の練習などをした時もありました。
僕は訪問させていただくたびに、選手たちの前でお話をさせていただくのですが、その時の言葉を監督さんはチームにしっかりと浸透させていたのです。
そして、監督さん自身も僕の言葉を自身の中にしっかりと刻み込んでいました。
その監督さんはオンラインサロンにも入っていただいているのですが、そこで学ばれたことも練習に取り入れたり、また、僕らのサロンで今取り組んでいる「戦術の文書化」というのがあるのですが、そこで知り得たことをしっかりと活用されていたんです。
言ってみれば、一つの時間も無駄にしなかったと言えます。
一つ、すごく面白いことがありました。
3回戦でのことです。
僕たちのサロンで、今、ブームになっているのが、挟殺のダブルプレーです。
これを実践して見せたのです。(結果は審判が見てなかった)
“挟殺のダブルプレー”、高校野球ファンなら覚えているかもしれません。
2006年、春のセンバツ2回戦、横浜対八重山商工の試合で実際に起きたプレーです。実際の動画はこちら
横浜高校がこの試合の7−6の1点リードで迎えた8回裏の守備で飛び出した二塁ランナーを挟んだ過程で二人を刺したプレー。
この時の横浜高校のメンバーがサロンにいて、さらに、現在の横浜高校の監督が公立高校の指導をされていた時の教え子もサロンメンバー。
そんなよしみからこのプレーを研究。戦術を文書化(正確には図解)することによってみんなで共有しあいました。
それを3回戦でこのチームはやろうとしたのです。
正直、感動しました。
これを浸透させていたことは見事でした。また、これがオンラインサロンを通してみんなで学び合ったことであったから、喜びもひとしおです。まだ詰められるところはありますが、今まではなかったオンラインサロンというつながりで、野球が進化していくのは非常にいいことであると僕は思います。
監督さんがいうには、今年のチームは「史上最弱」と呼ばれてスタートしたそうです。でも、今はそうではないといいます。それほどに成長したからなんですね。
でも、その成長の影には監督さんが勉強されたことをただ鵜呑みするわけでもなく、かといって、その場だけにすることもなく、自分の中で咀嚼して組み込んだからだと思います。
もちろん、僕だけが貢献したといいたいわけではありません。チームにいるトレーナーさんやスポットで指導を依頼している方の力があってこそ。監督さん自身が学び、そして、チームを成長させようとしたことが少しずつ力になっているといえると思います。
学び続ける指導者はこれからも伸びでいくと思います。
オンラインサロンができることは、今そこにいるメンバーが持っている力量を搾り取ることではないと僕は思っています。多くのところはオーナーを含め、それぞれの持っているものを出し切るものでしょう。
そうではなく、メンバー全員の個性が成長していく。
そんなサロンであり続けたいなと思います。
いい成果報告ができて嬉しいです。
僕もまだまだ成長できそうです。
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