『手袋』父の小説を息子が読んだ。

父は小説を書いている。
本人は名乗っていないが
すでに10作品以上作っているのだから
近いうちに小説家として名乗ってもいいだろう。

ゴールデンウィークに実家に帰った時
プリンターで印刷する設定を手伝った時
読んでいいか?と聞いてみた。父はすこし恥ずかしそうにしていたが印刷したてのあたたかい原稿用紙500枚を錆びた黒クリップでとめて渡してくれた。

感想

映像表現のような文章

情景描写が細かくて映像表現を言語化したような細かく人物描写が描かれている。
対照的に人物の内面は細かく描かれておらず行動から想像してほしいという意図なんだろう。

不倫、娘の死、仕事の苦悩。

1作品目を渡すにしては内容が重たいしドロドロしすぎだろ!笑
息子としては父の暗い内面を覗いたようで複雑な気持ちになった。

多くの中年が感じている諦めや葛藤を盛り込んでいた。
しかし父らしいのは暗さにも希望を残すところだ。

まとめ

まず、小説を書くということは
めちゃくちゃ緻密で執念深く描き続けないと作れない。父の忍耐力を心から尊敬する。

そして、息子としては
プロの編集の目を通して
書店に並んでほしい。

僕も企画やマーケティングの観点から協力したいな。

どうやらファンタジー作品も
書いているようだから
次はポップなやつ読みたいな父さん。

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