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協力性を学べるブロックSouper Connect【企画考察】

コンセプト『ヒトは一人で立っているわけではない』

「Souper Connect」は、『ヒトは一人で立っているわけではない』というコンセプトから生まれた。

その意味通り、ブロック一つでは自立しないよう設計されている。ブロックを組み合わせることで自立できるのだ。これによって、協力し合うことの大切さを促す意図がある。

年齢に制限をかけないスタイリッシュなデザイン

コンセプトを素直に受け取ると、教育施設や子どもがメインで使うことを意識してしまうが、使用例にはハンドスピナーのように使うシーンがあった。

「ヒトが1人では生きていけない」当たり前だが本質的な事実を振り返るのは
子どもだけではなく、大人も同様でむしろ大人の方が忘れてるなんてこともある。

触れていると、無意識にふと本質を思い出させるところに
物理的な接点と抽象概念をうまく繋げているところがうまい。

souper studioはモノを通してフィジカルにつながる感覚を大事にすることから生まれた

プロデュースしたsouper studioはフィジカルを通じて感じて世界とつながることを目的としたスタジオで2023年に設立された。
スタートアップスタジオだ。

まだ作品数は少ないが
本質的な抽象概念を別のものにずらしてインストールする遊びが面白い企画を作っているようだ。

水ではなく光を注ぐタッチライト


「抽象概念のずらしインストールする」
企画ブレスト

souper studioのように抽象概念をずらして別のプロダクトにインストールする企画はさまざまなプロダクトで応用ができそうだ。
簡単にブレストするとこんな感じ。

「ハグチェア」

■コンセプト
人は支えられて生きている

■ずらしインストール
体重を支える椅子に人をモチーフにしたデザインを表現する

「一つ小包みみかん」

■コンセプト
みかんは一つ一つがプレゼント

■ずらしインストール
普通はパッケージをつくるが自然本来のものに意味を持たせるが、みかん一つを小さな小包みとして、プレゼント専用のみかんをつくる

「七転び八起きコマ」

■コンセプト
失敗しても繰り返せば人生は好転する

■ずらしインストール
好転をコマ表現の演出として表現する


直近リリースがあと2つあるのでこちらもどんな
抽象概念のずらしインストールがあるのか楽しみだ。


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