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3点ユニットとセパレート(前)

こんにちは。
いわゆる腸活が好きで、
「コーヒーが大腸がんの予防にいい」
と聞いてコーヒーを飲んだら胃が気持ち悪くなって
なんのこっちゃ、となってしまいました。
関西を中心に大家業奮闘中の佐山潤です。

3点ユニットとセパレート
どっちがいいですか?と聞かれて3点ユニットと答える人は
大阪東京の移動を夜行バスか新幹線のどっちで行くと聞かれて、
夜行バス、と回答する人くらい少ないんではないでしょうか?
(私は26歳くらいの時に東京から大阪に戻るときに
「もう夜行バスに乗らないといけない人生を卒業する」
と心に決めました。その後もしばらく乗ってましたがw)

物件を買うにしても、3点ユニットとセパレートだと
募集のしやすさが格段に違います。
しかもセパレートだとトイレをウォシュレットにバージョンアップできます。これも大きい。

かたや3点ユニットだと、
「物件力」が弱く、決まりにくい。
結果家賃下げる、広告費を多く出す、
フリーレントを設ける、ペットOKにする、、、
など出費覚悟のアプローチをしないとなかなか空室が埋まらない。

ただ、特に大阪は未だに3点ユニットの物件が数多くあるので、
結局ライバル物件も3点ユニット、何てことも結構あります。
大阪に3点ユニットが多いのには理由がありまして、
またいずれお話したいのですが、
大阪と同じ感覚で「3点ユニット?まあいいか」
と勇んで買った関東の物件がなかなか決まらず、
いつも空室の度に四苦八苦しています。

というわけでここまではどの大家さんもわきまえている、
設備事情ですが、佐山はここにもう一つ大きな3点ユニットの
デメリットを投下したいと思います。それは、、、


めっちゃお金がかかる!


です。
なにに?って感じでしょうか。
これ実際に私の所有する大阪府某市の物件で起こった事件なんですが、管理会社から

「水漏れが天井からしていると連絡あって配管の水漏れと思います」

と連絡をもらいました。
築古物件ではこの手のトラブルは日常茶飯事です。
ちなみに火災保険では配管の経年劣化を原因とした水漏れ自体は
保障できませんが、
水漏れの結果、濡れた物件や物の損傷、汚損は対象となります。

つまりこのケースでは
・配管の修繕費は自腹
・漏水で濡れてしまって悪くなった天井の張替えや、
賃借人さんの荷物の弁償代は対象。

となります。

なので、いつもの感じかなー。
とか思いながら、保険代理店に相談して、
なじみの内装業者さんに連絡して工事手配して結果待ち。

みたいな感じでのほほんと待ってたんですが、
業者さんから電話。
「佐山さん、これ、ユニット交換せなあきませんわ」

「え?交換?どの部分?配管のことですか?」

「いやいや、ユニットですって。全部」

意味が分からず静止すること早3秒。
「え?どういうことですか?」

そこで私は3点ユニット(特に築古)の
大いなるデメリットに直面いたします。
思いの外長くなったので、後編に続きます。

(後編はコチラ)
https://note.com/joon420/n/n14301ee10661

お読みいただきありがとうございます。


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