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これはいいかも。怒りの代行

こんにちは!
もう一年の半分が過ぎようとしていますね。
なんか時がたつのが早いとは知ってますが、
まさか年を取るごとにそれがこんなに加速していくとは、、、
と、日々驚きの、
関西で大家業と子育てに精を出す佐山 潤(さやま じゅん)です。

子育てしていると、ついつい怒ってしまいたくなる瞬間があります。
いつまでたっても片づけしないとか、
夫婦で大事な話をしているのにド派手に遮ってくるとか、
急いでいるときに駄々をこねるとか等々。
子宝に恵まれているのに、それに対して怒りを覚えるのはなんだか、
よくないというより、勿体ない。きっと言い伝え方があるはず、
と日々色々試したりしていますが、

大家業をしていても怒りを覚える、、、とまでいかなくても、
怒っておいたほうがいいのかなーと思う事が度々あります。
例えば先日、管理会社が空室を埋めてくれました。
この管理会社は以前も書いたことがありますが、
ちょいちょい対応とか、言葉遣いとか失礼なんですが、
空室を埋めるのは早い。管理会社を選ぶ基準はそこに尽きます。
なので、そこまではよかったのですが、
入居に伴う決済金(いわゆる初期費用)の入金もないまま、
直近の家賃振り込みの際に、
管理会社への報酬である広告料が先に引かれていたことがありました。
これは結構なNG行為で、
「さすがにこれはひどくないすか?」
と窘める程度には注意しました。

最近、怒りをはじめ、感情的になることは
目先の事象に踊らされているからこそ起こる事、
その時大局的に物事を俯瞰できてない状況にあるって事。
という話を聞いてなるほど、と思いました。
広告料の前取りを10年後にされるよ、と言われても今怒りませんもんね。
目の前で起こっているから怒る。一時的には管理会社に謝らせていい気分、
刺激的な時間になるかもしれませんが、でも怒りまくっていると今度は、
助けてほしいようなことが起こった時に守ってくれないかもしれませんよね。
一時の怒りは戦術的な効果はあるかもしれませんが、
幸せな大家になるうえでの戦略上は失敗という事になるかもしれない。
とも言えます。

というわけで、かつては
「空室を埋めないとうるさい大家」
と思われないといけないとか、
「見積で吹っ掛けられないように、怖いとか思われてないと」
とか色々考えましたが、私生活含めてあまり怒らない、
感情的にならないのがいいのだろうなと思うようになりました。

とか思っていると、例の無礼な管理会社からメールが来ました。
302号室が事業用に用途変更になりましたので合意書にサインお願いします。
と、合意書のファイル付きで送られてきました。

いやー、、、、
大家さん誰やねん?って感じです。笑
用途の変更なんて大事なこと、事前に確認入れるのは当然です。

ちなみに、用途を変更して居住用から事業用に変わると、
家賃に消費税が追加されるようになります。
基本的にはいい話なんですが、居住用から事務所用途とかに変わると、
周りの入居者からするとこれまで静かだった共用部に、
人がやたらと往来する事もあり得るので、一応ちゃんと事業内容と、
その影響を考慮する必要があります。

それを大家の確認を通り越して勝手に承諾してしまっているようです。
確かにこの入居者は一階で店舗を運営していて、
従業員の寮として三階の部屋を借りてくれています。
長年入居しているので、そんな手荒なことはしないとは思うので、
問題ないんでしょうが。

、、、
そこで妙案を思いつきました。
この管理会社の社長に電話します。

「合意書の件ですけど、これなんの用途変更ですか?
事前に何の連絡も受けてないんですけど。」

「え、そうなんですか?いや、担当じゃないとわからないんです。」

「じゃあ担当に確認して社長から連絡もらえません?
もう私怒るの嫌なんです。御社といい関係でいたいんで。
ついでに担当の人には社長からええ加減にせえって注意してもらえます?」

「。。。確かにそうですね。わかりました。確認しときます。すいません」

と言う事で社長に任せることにしました。あーすっきりした!とりあえず。
そうなんです!自分で怒らなくても怒る事もしかるべき人に任せればいい!

怒りにあふれた人生よりも、怒りの少ない、できればない人生の方がいい。
まあ、難しくはあるかもしれませんが。

本日もお読みいただきありがとうございます。

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