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承認欲求からの解放(読書感想文)

こんばんわ。
スクワットをして絶賛両脚筋肉痛の社会人1年目のジョニーです。
#ジムに週5日行く脳筋です

さて、本日は”草薙龍瞬”さんの著書【反応しない練習】を読んだので、感想
を書かせていただきます。


きっかけ

そもそもこの本を読むに至ったきっかけは、”承認欲求”で苦しんだことがあり、それとどのように向き合えばよいのかヒントを得たかったからです。「他人に認められたい」「他人にすごいと思われたい」など、人と比べたり、認められることが目的になったりして、私自身かなり苦しんだことがあります。
そこで、 ”承認欲求” に翻弄されない自分になれるようにという期待を込めてこの本を手に取りました。

この本に出合うまでの自分

わたしは、承認欲求が生みだしたプライドから常に人の目を気にして生活していました。このときは他人の評価を気にしすぎており、とても生きづらかったです。
この本では、プライドの高い人は、勝利にこだわりすぎてしまい、終わりのない競争に突入してしまうと記されています。
一度競争が始まれば、それに参加して勝利を目指すか、競争から降りて違う生き方を探すかといった2パターンが一般的ですが、この本では「別の価値観で競争社会の中を生きる」といった方法が提示され、そのためには一旦競争から抜け出す必要性があると説明されています。

終わりのない競争から脱出するために

競争を抜け出すためには、「なんだ、いま考えていたことは妄想だったのか」と感じることが大切みたいです。
目を閉じてみて「あいつよりいい点数を叩き出してやる」「あいつの~ところがむかつくな」など思いがこみ上げてくるとします。
この思いは、以下①~③のように説明されています。

①求める心がある(人に認めてもらいたいなど)。
②勝利したいという欲求がある。
③勝ち負け、他人との比較、競争に駆り立てられる心がある。

しかし、目を開けてみると目の前に広がるのはスマホやパソコン、コップやペットボトルなどの景色です。つまり、先ほど目をつむっていた時にこみ上げた感情は妄想であり、これこそが競争の正体であると説明されています。
⇒妄想=競争の正体
日頃から私たちを苦しめている競争にたいして「どのような心で向き合っているか」という最も根源的部分を見直す必要があると述べています。

本を読んで感想

私はこの妄想に本気で真正面からぶつかって、いつも痛い目、苦しい目に合っていました。しかし、この本を読んで妄想との付き合い方を知ることで、妄想している自分を第三者目線で俯瞰できるようになった気がします。
「あっ、今競争(妄想)に抗(あらが)おうとしたな。」といった具合です。
この本を読んで承認欲求との向き合い方についての示唆を得ることができました。しかし、まだわたしがこのスキルを習得するには訓練が必要だと感じます。これからは、この本での学びを習得できるよう意識して生活したいと思います。







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