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大人になってから読んだ絵本は純愛で溢れてた

歳を重ねてから絵本を読んで気付いた。絵本は子供へ純愛を伝えるものなんだ。

不倫とか買春とか、DVとか、虐待とか、もう嫌なんだ。
私は純愛物語だけ読んでいたい…

子供の頃、親に読んでもらった時にはわからなかった、絵本の優しさや可愛らしさ。
10代、20代、もっと上の世代!読んで欲しい絵本が沢山ある。

この話、シリーズ化したいと思う。
今回、初回の投稿で紹介したいのは
[100万回生きたねこ]

純愛ですよ。愛により、変わる男、カッコいい。最高!

ここからネタバレを含みます。
まだ読んでいない方はご注意ください。

主役の雄猫は立派な虎猫。満足な一生を送れず、死んではまた生まれ変わる。
つまんなそうに何回も何回も生まれ変わる。

最後の最後に、虎猫は純愛に溢れた一生を過ごすんですよ。
愛する女に出会ったんです。
もうメロメロ。
超絶愛おしい雌猫。その雌猫が産んだ我が子たち。
虎猫は、愛することの喜びと幸せを100万回目の人生でやっと知ります。

あー、ラストは泣ける。キュン死します。
切ない。あー、終わってしまうんです。この幸せな一生も。

私の愛するラスト、書いちゃっていいですか?
最悪なネタバレになっちゃうんですが、書きたーい!書く!

絵本で知りたい方はもう読まないで…
できたら絵本で読んで欲しい…!




虎猫は、愛する雌猫に先立たれ…
くっ…

虎猫は泣き喚く。
睡眠も食事も取らず、泣き続ける。
命が尽きるまで。

これは私の勝手な妄想ですが、虎猫のこの行動は自殺に近いものだと思います。
生きる理由や希望を失い、生きることをやめたように感じました。

そして最後の一文…

胸が締め付けられました。

雌猫がいないこの世界に
虎猫が生まれ変わる理由がもうない。

虎猫が100万回も生まれ変わったのは
この雌猫に出会う為だったんだ。

100万回生きた理由は
この1回を生きる為だったんだ。

純愛だ…

ぜひ、読んでみてください…

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