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元祖平壌冷麺屋note(41)

おめでとう〜!

という言葉を、たくさん頂いた。娘が。

初めてのコンクール(予選)での、銀賞受賞を知った、みんなから。

家族、親族、図書館長、幼稚園の先生、喫茶店の店主、常連さん、友人、知人・・・。

今朝は、喫茶L(エル)にトロフィーを持って行ったら、<お姉さん>にスペシャルデザートをプレゼントしてもらい、さらに、受賞を知った、ゲーム好きの60歳の常連さんからは、タバコ銭だからとお駄賃まで頂いた。

娘の絵日記には、

「わたしは、ママとピアノコンクールへいって、ガラスのくつをひきました。
たくさんれんしゅうしたら、ぎんしょうをもらえて、うれしかったです。」

という文章とともに、にっこり笑ったドレス姿の娘と、同じようににっこり笑ったピアノの絵が描かれていた。

ひとつのメロディーを複数のパートが追いかける演奏を、カノン形式と呼ぶ。

娘の成長を喜んでくれる、たくさんの人たちの、言祝ぐ言葉が連なる音符のように、カノン形式となって、娘の小さなハートに運ばれていった。

それは、娘の、確かな養分となって、豊かな感受性を育ててくれるだろう。

今朝、娘は夏休みの間、水やりを続けたアサガオの実をとって、観察ノートに記録していた。

明日は、始業式の朝だ。



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