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元祖平壌冷麺屋note(214)

授業参観に来ていたO君のお父さんに、「お店をされてるんですね」と話しかけられたので、冷麺屋のショップカードを手渡した。O君から聞いたらしい。

そう言えば、お父さんとは子供同士が2年間同じクラスで、よく朝、道ですれ違って挨拶を交わしているのに、お互いのことはほとんど知らない。

O君は工作にグランドピアノのミニチュアを作成していて、すごくよく出来ていますね、と伝えたら「知らない間に作っていたんですよ」とのことだった。小さなピアニスト。

懇談会では、クラスの保護者たちに、絵本読み聞かせボランティアの人員募集の呼びかけをした。

新しくオープンした絵本屋さんに、(オープンしてからは)初の訪問。滞在時間は、3分。ウルトラマンが地球にステイして怪獣を倒すまでの3分間くらい、濃密に過ごせた気がする。

絵本に囲まれた空間は、輝く星が散りばめられた宇宙のように、閉じることなく広がっていた。

気になっていたショーン・タンの『セミ』と、読み聞かせの相談をして店主さんにオススメしてもらった、佐々木マキの『やっぱりおおかみ』を購入。小5と小2クラスの絵本読みの候補リストに加える。

冷麺屋の帰り道、娘からペンダント付きのお菓子と折り紙のリクエストを受け、買って帰ったら、いそいそと制作を始めたのだった。

一つは、ペンダントのおまけに金色の折り紙を貼り付けた、金メダルペンダント。

もう一つは、本の好きなパパに、と折り紙でミニチュア本を作ってくれた。タイトルは何が良い?と訊かれ、「カノン・ストーリーズ」と答えたら、ウルトラマンがスペシウム光線を放つまでの3分間で作ってくれたのだった。

娘のくれたプリキュアカードには、「パパいつも遊んでくれてありがとう、大好きだよ」と書かれていた。こちらこそ。

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