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元祖平壌冷麺屋note(34)

2日間、妻と娘が実家に帰っているので、48時間の独身貴族。

そのうちの18時間は、仕事で、冷麺マシーン。

12時間は睡眠時間。残りの18時間のうち、朝食のモーニングと夕食で合計3時間。

15時間が残る?! 移動時間が4時間として、残り11時間。

昨夜は、父からもらった無料チケットを使い、神戸サウナに宿泊した。滞在時間から睡眠時間をとると、2時間。サウナ、水風呂、を二往復して、寝落ちするまで、日高敏隆の本を読んでいた。

早朝、サウナで目が覚め、結句、自宅まで戻り、そこから喫茶ドニエという、いつもの習慣から始める。そうでないと、どうも調子が出ないから。

マスターによると、明日はスタッフ不足のため、休業にするのだとか。冷麺屋も他人事ではない。

お盆をはさんだ、今が、夏本番。なんとか乗り切らなければ。

今日は、開店と同時に20名の団体さんがご来店。二階が貸し切りに。まずロース40人前が出たため、昼過ぎの時点で、ロースが売り切れ、それに伴い冷麺スペシャル(ロース焼肉入り冷麺)が、ロース肉ではなくカルビ肉での提供となり、やがてカルビが売り切れ。

そうなると、赤身ではなく厳密にはホルモンなのだけど、ハラミが出続け、品切れギリギリに。午後5時の時点で、冷麺の材料を含んだ焼肉メニューの提供が厳しくなり、早仕舞いとなった。(ご来店予定だったお客さんには、申し訳ないです)

熱中症アラートが連日、出ているが、外でなくとも、厨房の冷麺マンは常に熱中症との闘いである。水を飲む暇がなく3時間以上、捏ね続けていると、頭痛とめまいがやってくるので、慌てて体を冷やし、水分を補給する。

途中、冷麺を補給できれば問題なし。天然の塩分と冷却作用のある平壌冷麺は、熱中症予防にもなるのだ。(昨日は飲む暇も食べる暇も座る暇もなかった)

独身二日目にして最後の夜は、灘に最近できてラーメン屋「三斗」にて、辛味噌ラーメンレベル3に挑戦。途中で、白ご飯を投入し、おじやにして完食。

帰宅して、妻と娘とLINE通話。ひとり生活は二日で限界。はやく家族に会いたい。

アディショナルタイムを引いて、残り10時間。寝る前の映画や、朝の読書を差し引いたら、5時間ほどあるはずなんだけど、夏の空に溶けてしまったようだ。

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