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元祖平壌冷麺屋note(110)

韓国俳優のパク・ソンフンさんがご来店。パートの方がドラマを何度も観ていたので、サインと記念撮影をお願いしたら、快く承諾してくれた。ファンに優しいイケメン俳優。

「たった一人の私の味方」というドラマで、チャン・ゴレ役をしていて、パートさんの名字も、ついでに冷麺屋一族の名字も同じなので、親近感がわいた。

「昼食後に来たので、お腹いっぱいです」と断りながらも、スタッフさんたちと冷麺、ピビン麺、ロース焼肉に焼酎3杯を食していた。麺食い腹は別にあり。

2ショットを撮ってもらう。ボクは3歳年上だからか、顔の大きさも三割増しだった。

サイン色紙をレジ横に飾った。冷麺屋のインスタグラムと、パクさん本人のインスタで投稿されたのを見たファンの方が翌日、ご来店してくれた。ありがたい宣伝効果。

宣伝といえば、同日に、ユネスコの世界文化遺産に、「平壌冷麺の風習」が無形文化遺産として、登録された。

「東国歳時記(1849年)」には、朝鮮の季節料理として冷麺が、すでに紹介されている。紀元前7000年頃の小麦の栽培から、シルクロードを経て、紀元前1000年頃に中国で麺料理が作られ、現在までに約3000年の、麺の歴史は、文字通り、長い。

朝鮮では、アリラン(2014年)、キムチ漬け(2015年)、朝鮮相撲(2018年・南北共同登録)に続き、「平壌冷麺」が、4回目の世界文化遺産となった。

日本で100年近く変わらず作り続けてきたものが、「世界が共有すべき普遍的価値」として認められたことは、控えめに言っても、すごく嬉しい。

「北」と「南」と「長田」を繋いだ平壌冷麺、いよいよ「世界」へ! なんてね。

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