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元祖平壌冷麺屋note(187)

カサノバデンタルクリニックの主治医エディさんが、すでに知り合いだったという話を、まやむすびのパートさんの淹れたアイスコーヒーを飲みながら聞き、カサノバさんへ向かう。

左下歯(C4)の詰め物が取れたので、入れてもらった。待ち時間は当たり前だけど、ガーゼを加えた状態で3、4分じっとしててください、と指示されたので、「浜へ行く」を取り出して、読書しながらじっとしていた。

3分で行ける琵琶湖や京都や時間旅行。

やがて、エディさんの職人技によって、直ちに治療は完了した。

先日、作者の「蟹の親子」さんに「正誤表の追加」という件名でメールを送信した。

こんにちは。神戸の冷麺屋のチャンスギです。レジで久木さんに教わった、台湾のZINEの名前が思い出せずもやもやしています。團十郎とかジョウナントカのような名前。
「浜へ行く」で、誤字を見つけたので、お知らせします。以前、知り合いに誤植を伝えたら、関係がギクシャクしたことがあり、それ以来、控えていたのですが、「お気軽にご連絡ください」という文に、従います。
P216バス・ライトイヤー→バズ・ライトイヤー
また、いつかお会いできますように。

すると、翌日、律儀に丁寧なお返事とともに、疑問を晴らせてくれたのだった。

こんにちは。メールをくださりありがとうございます。
バス・ライトイヤーは笑ってしまいますね。笑
もしまた刷る機会があったら、追加しようと思います。助かります。この前レジでお伝えしたのは、檀上遼(だんじょう・りょう)さんという方です。オフショアにも寄稿されていまして、ホームページはこちらです↓
https://ryodanjyo.com
ぜひ! 
またいつの日かお会いできる日を楽しみにしています。

ちょうど「浜へ行く」の中では、1年前の「かにおや」さんが、「何卒よろしくお願いいたします」を読んでいたのだった。イ・ランさんと、いがらしみきおさんの素晴しい往復書簡。

同じ本を、まやむすびの本棚に預けているので、うれしくなった。

もう一つ、誤字を見つけたので、かにおやさんへのメールチケットをゲットしたような感覚で、お礼の返事とともに知らせた。誤字を見つけてしまうのは、前職の職業病かも。

まやむすびのパートさんが読みはじめた「三体」でも、誤字を見つけて翻訳者の大森望さんに、知らせたことがあったっけ。

そういえば最近、小説をあまり読めていない。夏は「三体」を通しで再読しようかな。


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