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元祖平壌冷麺屋note(147)

流行性感冒のため学級閉鎖となった娘と、ドニエでモーニング。少し前から、ウェイターとして働いている、マスターの甥っ子さんが、スターダストプロダクションの木下敬斗さんと知る。

午前中に、映画ライターの記事を一本納品。在日コリアン家族の一大サーガを描いた、韓国ドラマ「パチンコ」の第3話の記事。

主人公の孫ソロモンが、ある在日コリアンのハンメ(老女)の土地を買収しようと10億円の価格を提示しても、断られてしまう。

ハンメは、昔は貧しくて行けなかった、小学校に通い直して卒業証書をもらったことを嬉しそうに話す。

同じく老年に学校へ通い、済州島から日本へ渡って来て、苦労の中を生き抜いた自分のウェハンメ(外祖母)の姿と、重なった。

8年前、ウェハンメはホスピスで、結婚前のボクとフィアンセ(妻)を前にして、これまでは苦労ばかりの人生だったけど、今が一番幸せだと話してくれた。ウェハンメは、晩年はパチンコ屋の交換所で働いていた。

娘を連れて御用ランチ。やがて豪雪が吹き荒れ、娘と吹雪を全身に浴びるべく外へ出た。震えながら、デザートにアイスを食べる。冷麺屋家族は、年中、冷麺とアイスコーヒーとアイスなのだった。

帰宅後、学研の先生と、ZOOMで面談。先生は、進級すると、時計の読み方、水分の数え方、長さの測り方が難しくなることを熱弁していた。

お腹が空いたら、午後3時のおやつの時間。では、ダメなのだろうか。

もう一本、映画の記事を納品。先日、娘と観た「ブルージャイアント」。

まや市民図書室に立ち寄り、本を返却。司書さんオススメの小説を読んだ感想を、司書さんと互いに、話し合った。

夕食は、な也できつねうどん。きつねうどんをオーダーする娘が、小学時代の自分と重なった。

実家近くの「名月そば」というお店で注文していたのは、いつも決まってきつねうどんだったから。



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