新曲「無知ンち」の話
昨日、新曲「無知ンち」を投稿しました。
今日はこの曲の解説というか、この曲の意図みたいなもんを書いていこうかなと思います。
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タイトルとテーマについて
ご存じソクラテスの「無知の知」をもじったものです。
(引用元: https://www.motivation-up.com/motivation/muchi.html)
ただ、そのまま「無知の知」ってタイトルだとあまりに仰々しすぎて説教臭すぎるので、「無知ンち」とした次第です。
もちろん、ふざけてはいます。はい。
いつもタイトルは最後につけるのですが、今回も同じく最後につけました。
歌詞を書ききってからタイトルを決めるわけですが、じゃあ今回の歌詞はどんな内容かってことです。
昔から自分は素直に「それって何??」とか「知らない、教えて」ということができず、とりあえず会話を進めるために「あ~」とか「なるほどね」とか言ってやり過ごしてしまう癖があります。
良いように言えば「スムーズに会話を進めようとしている」とか言えるかもしれませんが、でもそれって誰のための配慮だよってなりますよね。
別にテレビ番組の収録をしてるわけでもあるまいし、その場で話している人達が全てなわけで、知らないことは聞きゃあよくて、そういうのがコミュニケーションなんだなといつも反省しています。
D・カーネギーの著書でも「人の話を聞け!自分の話ばかりするな!」って言ってる通り、人の話をちゃんと聞かにゃいかんな~とここ最近は思っています。
昔は話上手になりたくて、面白い人だと思われたくて、人に会えばペ~ラペラと口を忙しなく動かしていましたが、とんだ自己陶酔だったなあと後悔する時もあります。(今でも調子に乗ってペラってしまうことがありますが。。。とくにお酒を飲んだ時)
そんな自戒を込めた曲なわけであります。
だけど、説教臭くなってしまっては嫌だったので、できるだけポップに、崩して楽しく聞けるように書いたつもりです。どうでしょう?
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なんで1分の曲にしたか
ワンコーラスのみの短い曲です。
理由はいくつかあるのですが、まずはすりぃさんの影響はあります。
エゴロックとかの1分曲ってすごくいいなあ~自分もやりたいな~とずっと思っていて、ちょうどできそうな曲になったので思い切って1分曲にしてみました。
「続きが聞きたい!」と絶妙に思わせる曲というは実は結構難しくて、改めてすりぃさんってすごいなあと思います。
あと、今コロナの影響で自粛をしている人が大勢いて、こんな時だからこそ僕のようなちっぽけな人間でもエンタメをどんどん提供していきたいなと思って、
早く、たくさん提供したい!と前のめりになった結果、1分にしようとなった結果です。当たり前ですが、3分の曲を作るよりも1分の曲を作る方が早く作れます。
歌詞も半分しか書かなくていいですからね。
他にも、YouTubeのアナリティクスを見ていると、僕の曲は大体1分半くらいで離脱されてることが多くて、だったら1分の曲だったら最後まで聞いてくれんのかな?っていう実験だったりします。
アナリティクスを見るのが楽しみです。
あと単純にYouTubeチャンネルのコンテンツを増やしたいというアレもあります。やっぱり新しいものをどんどん提供していきたいのじゃわしゃあよお!という。
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1分曲の難しさ
さっき1分曲は意外と難しいと書きました。
「1番まで作ればいいんだろ?ヨユーヨユー」と思うなかれ。「もうちょっと聞きたかった」「フルに期待」と思わせるための仕掛けをちゃんとしないと、”ただの手抜き曲”になってしまいます。
フル尺の曲(この曲にとっては1分がフルなので言い方が適切かわからんが)と1分曲では使う筋肉が違ってくるんですよね。
この曲はイントロがあって、Aメロ1、Aメロ2があり、一瞬だけBメロがあってサビ、そしてCメロで締めという構成です。
Bメロは無きに等しく、サビへのブリッジみたいなものです。
どう考えてもサビが一番長くなくちゃいけないわけです。一番聞かせたいところなので。
この曲ではサビは16小節。ただ、曲のドラマを考えるとAメロも16小節くらいは欲しい。
ということで、Aメロの後半8小節(2回し目)ではメロディを若干変えて、早口にしてスピード感をアップさせてそのままサビに突っ込ませたわけです。
Bメロはパアっと明るくなる前のトンネルみたいな感じです。引き立て要素です。
すりぃさんの1分曲を聴くと、すりぃさんも大体そんな感じなんですよね。サビが一番長く、Cメロまでちゃんと作っていて、Bメロは一瞬。
完全に勉強させてもらってます。うす。
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まとめ
とまあこんな感じの解説でした。
ガチャガチャと早くてやかましい曲で恐縮ですが、ほんの一分でも楽しませられたらと思っています。
聞いてないという人も、一分だけなのでちょいとお耳をお貸し頂けたら両手を上げて喜びます。
ではでは
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