星野源『さらしもの (feat. PUNPEE)』が良すぎた。星野源の音楽への情熱は本当にすごいって話
どうもjon-YAKITORYです。
3か月前にMVが出された星野源『さらしもの (feat. PUNPEE)』を今更聴きました。
とんでもなく良かったので、ここに記していきます。
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まずは聞いてみてください。
再生して一発目のポップだけどちょっと切ない、レコードから聞こえるアップライトピアノのフレーズで心掴まれます。
星野源のこういう切なポップなバランス感覚は本当にすごいですね。
ブレイクビーク的なビートにゴリゴリの低音ベースが乗る時点でもう良いのですが、
メロディがとても美しいです。
そしてPUNPEEのラップ。ポップにめちゃくちゃ合う彼の声は最高です。
PUNPEEは水曜日のダウンタウンのOPのラップをしているあの人です。
そういえば聞き覚えあったでしょ?
元カリスマブラザーズのみのさんが、以前みのミュージックにて星野源について語っていました。
みのさんは本当に音楽IQが高いですね。感服致します。
ここで、星野源は"モータウン"から強く影響を受けていると言っていたのです。
言われてみればなるほど、ですよね。
モータウンについては上記のみのミュージックでも解説されていますが、
分かりやすいところで言うとジャクソン5の『ABC』とか。
マイケルジャクソンやスティービーワンダーなどの、R&B系を想像して頂ければいいのかなと。
僕もそこまで知っているわけじゃないですが、ああいうノリのことを"モータウン"って言うんだなという認識でいいと思います。
マキシマムザホルモンの亮君も、なんの曲かは忘れましたがモータウンっぽい曲を想定して作った、みたいなことは言ってましたね。
それくらいモータウンって、人の心をつかむキャッチーなジャンル(もといレーベル)であり、多くのアーティストも影響を受けているのだなと思います。
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みのミュージックで星野源は、中でも"ディアンジェロ"というアーティストを物凄く意識しているという話もありました。
ディアンジェロ、知らなくて早速聞いてみたんですがめちゃくちゃ良かったです。
今の流行りの雰囲気です。ミドルテンポ~ローテンポでスイングしていて、少し気だるさが入ったチルっぽい音楽。
ディアンジェロは90年~'00年代で活躍しており、代表アルバムの『Voodoo』はちょうど2000年にリリースされています。
こう見ると、やっぱり流行りというのは20~30年周期で回ってくるんだなあとしみじみ感じますね。
昔は30年と言われていましたが、今はサイクルが早いので20年周期になっている気がします。
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かくいう僕も、おととい出した新曲『アロネ』はブラックミュージックの影響を受けてますし、
以前出した『シカバネーゼ』という曲も、もろカニエウエストの影響を受けてます。
最近ではMURA MASAというトラックメイカーにも影響を受けていますし、トラップビートは昔から好きでした。
トラップビートは、例えばハイハットが「チッ,チッ,チッ,チチチチッ」みたいになるやつですね。
説明が感覚的すぎて非常に申し訳ないですが、なんとなくわかって貰えるかなと。。。
そういえば僕が初めて触った楽器はターンテーブルだったので、必然と言えば必然なのかもしれません。
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星野源って作品にめちゃくちゃこだわりがあるで、超努力家なんですよね。
本当に音楽が好きなんだなと伝わってきますし、こんなにこだわりと愛が強いのに、世間一般に求められる"軽さ"みたいなものもちゃんとクリアしてくるあたり本当にすごいと思います。
軽く聞いても楽しめるし、深く掘っても楽しめる。そしてドメジャーの第一線にいる。こんなアーティストがキレッキレの現役でいる時代に一緒に生きれて幸せですよね。
というわけで、星野源の『さらしもの (feat. PUNPEE)』がバラスーシ(素晴らしいの意)だということでした。
今日はこんなもん?
新曲出したので聞いてね↓
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