自分の培ってきた常識が通用しないことをし続けたいって話
先週、バイオリンを買いました。めちゃくちゃ安いやつ。
バイオリン、弾けもしなければ基本のキも知りません。「なんか弾けたら素敵やん?」くらいのノリで買ってしまいました。
今日はそんな話でも。
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自分の培った常識が通用しないやつ
実は学生時代に一瞬だけバイオリンを教えてもらったことがあるんですよね。
学生時代の後輩にバイオリン歴10年の男がいて、放課後女の子を集めてバイオリンを教えているというから気になって僕も弟子入りしてみたんです。
結局、雰囲気合わずめちゃくちゃ居づらくなって3日くらいで行かなくなってしまいましたが。
ギターはなんとなく弾けます。ピアノもコードちゃんちゃんくらいなら弾けます。ドラムも一時期やってましたし、実はDJだってやってました。
面白いことに、バイオリンってそれらのどの楽器のスキルも通用しないんですよね。
例えば、ギターが弾けたらベースもなんとなく弾けるもんです。逆もしかり。
見事な演奏をしようと思ったら全く違うものですが、遊び程度にベンベン弾くなら勝手はなんとなくわかります。
バイオリンなんてわけわかんないんですもんね、笑っちゃいます。
まずピック弾きでも指弾きでもなく、「弓」弾きです。改めて考えるとすげえ楽器だなって思います。
そしてフレットがない。ドレミファソラシドは完全に耳頼りなんです。めちゃくちゃ不便を強いてきます。
こういう、自分の今までの常識が通用しないものに立ち向かうのは結構楽しいです。
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そんな構造!?
そもそも、バイオリンの楽器としても構造も結構ビックリなんですよね。
エレキギターだと、ジャカジャカするところに「ピックアップ」と呼ばれるちっこいマイクがついていて、線でアンプにつなぐとそのマイクが拾った音がバカでかく鳴るという、割と想像しやすい構造です。
アコギはもっとシンプルで、ギターに空洞があってそこに響いてるという。
じゃあバイオリンってどうやって爆音鳴らしてるのかっていうと、
ギターでいうブリッジみたいなものがバイオリンにもついてます。「駒」って言います。
それは一見ボディにくっついてるように見えるんですが、ただ単に立ててるだけなんです。
要は、駒をボディと弦で挟んでるってことです。
そして、弦をぺーっと弾くと、駒がその振動をボディに伝えて、空洞のあるボディにパーー!と音が広がるという仕組みです。
つまりどういうことかというと、電気を一切使ってないのにアンプが内蔵されている楽器が成立しているんです。
この楽器考えた人あったまよ!!ってなりますね。
ほとんどゾウサンギターと同じです。
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新しい事は良い刺激になる
思えば、文章を書いているのもバイオリンを始めることと一緒です。
8ヶ月くらい前にこのnoteを始めましたが、最初なんて何が言いたいのかよくわからん文章でした。
でも、上手く文章がかけたらいいなぁと思い書いてきたのですが、
こういう定期的に「自分の常識が通用しないことをやる」というのはいいなぁと思います。
始めたてというのは成長が早いので、上達していくのが楽しいですし、生活のマンネリにちょびっとだけ楽しみが増えます。
なんでもいいと思うのです。
普段本を読まないのなら読んでみてもいいですし、映画館に行かないなら行ってもいい。まあ今は状況が状況なので映画館はムズいかもですが。
何か少しでも「なんかええな」って思ったらちょっとやってみるってのは結構アリだと思うのです。
サークルみたいな所に最初から所属してしまうと初心者という引け目を感じたりして苦手意識も相乗効果になってしまいますが、
1人でこっそり始めれば楽しい事だけで味わえます。
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というわけで、新しいことを始め続けるのはよいよ!って話でした。
新曲も沢山聞いてみてください↓↓↓
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