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【南インド料理】マンゴーのフルコースを堪能

インドのマンゴー生産量は世界1位らしい。

国別では、インドが、約1,800万トン(世界の年間生産量の約41%)で第一位、ついで中国が約450万トン、第三位がタイで約310万トンと報告されています。

世界のマンゴー生産量 - 国際農研

特に、4~6月頃はマンゴーシーズンで、あちこちでマンゴー山盛りの屋台を見かけました。

そのまま食べてもおいしいのはもちろんだけど、料理やお菓子にもいろいろ使われているみたい。

期間限定!バナナリーフマンゴーミールス

例えば、先日いただいたのは、マンゴーミールス。

前菜からデザートまで、いろんなマンゴー料理がバナナリーフで供されるというもの。地元の方に勧められて人気のローカルなレストランに行ったら、ラッキーなことに期間限定マンゴーミールスを提供中で、すごい行列が…。珍しいので、トライしてみました。

満席になってから一斉にサーブ

しばらく長い行列の最後尾に並んでいると、40人くらいの客がどんどん出ていき、それと入れ替わりで入店。人ごみがすごい割に意外に待ち時間は短かったです。

会議用みたいな長机が並ぶ部屋に通され、席に着きます。
満席になったところで、バナナリーフが並べられ、サーブ開始!

大きなバットや容器を持ったおじさんが入れ代わり立ち代わり現れ、バナナリーフの上に少しずつ料理をよそってくれます。

前菜はなぜか甘味に始まり、マンゴーピクルスなども前菜の一部のようでした。

マンゴーが入っていない料理もあるようでしたが、マンゴー入りでおいしかったものを紹介すると…。

マンゴーライス

未熟の酸っぱいマンゴーが漬物みたいな酸味を加えている米料理、カルナタカ州の料理らしく、カンナダ語では、Mavinakayi Chitrannaというらしい。サラダっぽい感じのさわやかな味わい。

美味しそうに見えないかも……

👇見つけたレシピ

マンゴーラッサム

ミールスの終盤に出てくる酸味が効いた定番スープ、ラッサムにマンゴー入りがあるとは。これも未熟なマンゴーを使っているらしい。かなり黄色味が強いラッサムでした。

ご飯の真ん中にくぼみを作ってラッサムを入れてもらう

👇見つけたレシピ

マンゴー オバトゥ

韓国のホットクを思わせる平たい甘い餡入りパンケーキで、具材にマンゴーを使ったもの。これは普通におやつで食べたいやつ。

👇普通のオバトゥのレシピを発見

全20種類。1種類の料理は少量とはいえ、お腹いっぱい。
次々に現れるおじさん達がお代わりもどんどん勧めてくるけど、それどころじゃない量でした。でも、おいしかった~!

バナナリーフのミールスの食べ方とは?

不思議だったのが、バナナリーフのお作法や順番。

まずは少量の水でバナナリーフを洗うとか、
なぜ、甘いものが先に出てきて、終盤がご飯系なのか、とか?
何と何を合わせて食べるものなのか、とか?

とはいえ、周りのインド人がいろいろと教えてくれるので、ありがたくアドバイスに従いました。

それにしても、インドの方は、手で食べるのがすごくうまい!
どうしてもソース系は残りがちですが、なめたのか?と思うくらいきれいに食べる人もいて、さすが!という感じでした。

お店の名前は、Hallimane Restaurant。グーグルマップのレビュー数24000越えって、すごい!  
オバトゥが美味しかったから、次回はお茶しにいくのもよいかも。


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