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価値をサービスに変える社員研修「JG READY 2023」レポート

エンジニアと営業がタッグを組むことでプロダクトの機能を価値化させ、価値のサービス化を社員全員で考えるイベント「JG READY 2023」が開催されました!

イベントでは4つの新機能・新プロダクトが発表され、それらを社員全員が体験。さらにグループワークでは、ジョリーグッドが向き合う医療課題に対して、どのようなサービスを提供していくかを考え、職種や部署問わず社員一人ひとりが社会課題解決のエキスパートになるべく、役員をクライアントに見立ててプレゼンするワークショップを行いました。

その模様を写真とともに、皆様にお届けいたします。

『JG READY 2023』

「JG READY 2023」は、2023年5月19日秋葉原UDXギャラリーにて行われました。
社員、役員も含め一堂に介し、ジョリーグッドのプロダクト理解と価値のサービス化の議論を行っていきました。

今後のジョリーグッドの成長を担う、戦略的な4つの新機能をエンジニアと営業が紹介

午前中は、CEO上路の挨拶から始まり、今期のVRコンテンツの制作実績を振り返り、その後新機能のプレゼンというプログラムでした。

まず制作部から、これまでにジョリーグッドが制作した代表的なVRコンテンツを振りかえりながら、新しい撮影手法にチャレンジしたコンテンツや編集方法を工夫したコンテンツなどクリエイティブからの目線で、これまでの成果物が紹介されました。
具体的な成果物を見ることにより、ジョリーグッドのプロダクトが顧客が抱えている課題を解決するために、どのような成果物を提供しているのか、参加した社員全員が改めて共通認識を持ち、ジョリーグッドの価値を各々が再発見する機会となったのではと思います。

その後、開発中の4つのプロダクトについて、エンジニアと営業が2名1組で登壇しプレゼンを行いました。この発表に至るまでに、エンジニアと営業が一体となり、医療教育の課題を中心に現場の声を拾い上げ、丸1日かけたワークショップなどでの議論を経て、新機能の開発を進めてきていました。その内容を今回全社員の前で発表することとなったわけです。

プレゼンではただ単にプロダクトの機能が説明されるのではなく、その機能を開発するために苦労したことや、医療教育現場に赴いたからこそ感じた課題なども紹介されました。
国内市場だけではなく、海外市場も見据えたプロダクトであるとの説明もあり、国内外含め今後のさらなる成長を感じさせるものでした。
また、営業メンバーによるプレゼンでは、顧客の声や現在の利用状況で生じている課題を抽出して機能のアップデートや新機能の開発に繋げていった経緯などが説明されました。

エンジニアや営業から、開発時の苦労と顧客にとっての価値を深く伝えていくことで、全社員が新機能に対する理解を大きく促進できた午前の部だったと感じています。

社員全員でプロダクトをサービス化するワークショップ

お昼休憩には、午前の部で紹介したプロダクトを体験できるブースが出展されました。機能そのものだけでなく、その機能の具体的な利用シーンに対する理解が深められるため、社員からはよりリアルな実感が得られたという声もあがっていました。また、設営されたブースでは、ワークショップで担当する自チーム以外のプロダクトも体験することができるため、
「他のプロダクトも触ってみたい」という声も挙がり、社員の興味がプロダクト全体に広がっていくことを感じました。

昼食を挟んで午後のプログラムは、チームに分かれたワークショップです。
1チーム4~5名、合計12チームに分かれて、4つの新機能をどのようにサービス化するのか?どういった社会課題を解決できるのか?を議論するものです。チームごとにテーマとする新機能が4つの中から1つずつ割り当てられ、議論した内容をプレゼン資料にまとめていきました。
プレゼン資料の内容を元に書類審査を行い、1機能あたり1チームが選出され、役員に対してプレゼンを行う権利を得ることができます。プレゼン最優秀チームへの賞品は人形町今半のお食事券。賞品をかけて各チームの士気が高まります。
各チームには模造紙と付箋、ペンが配られ、早速付箋にアイデアを書き出していくチームもあれば、まずはじっくりと議論を重ねるチーム、談笑をしながら自由にアイデアを語るチームなど、にぎやかな雰囲気でワークショップは進行していきました。様々な職種のメンバーによってチームが構成されており、普段顧客と接しないメンバーにとっては、課題の深掘りやターゲットの設定などに苦労する場面も見られました。しかし、そのようなメンバーも含め、一体となって社会課題について真剣に議論し、頭を悩ませながら、どういった価値を生み出せるか、アイデアを出し合っていたことが印象的でした。

深く現場の課題を知らないとサービス化はできないことを実感

プレゼンの権利を得た4チームが決まり、役員に対するプレゼンが行われました。もちろんただのプレゼンではなく、役員をクライアントに見立てて、お互い役になりきって価値化をプレゼンするのがジョリーグッド流です。

真剣なロープレも行われつつ、時には笑いも起こる場面もあり、まさにジョリーグッドらしさが現れたイベントシーンでした。

プレゼン終了後は、優勝チームの発表に移ります。
今回の優勝は、医療機器メーカーの抱える課題に対し新機能を活かしたサービスについてプレゼンを行ったチームでした。サービス自体の創造性・新規性、そして独創性を感じさせるプレゼンが評価されての優勝でした。

参加したバックオフィスの社員からは、「新しいサービスの売り方を考えるワークショップだったが、普段そういうことを深く考えたことがなかったため学びになった。医療業界の抱える課題を深く知ることができたこと、さらに普段頻繁に話すことのない他部署の人たちの意見を聞けたことは新鮮だった」、「たまたま医療業界経験者の多いチームだったので、ある程度現実的なアウトプットができたが、他のチームでは自分たちが考えつかないような回答が出ていた。まったく違うバックグラウンドの人が社内にたくさんいるので、行き詰まったときにはいろいろな人の意見を取り入れていきたいと思う」といった感想を聞くことが出来ました。

最後にCEO上路が「プロダクトができたからといって売れるわけではありません。現場の課題を知らないとサービスにはならないということです。我々だけでなく、医療課題を身を持って感じている医療従事者の方々と共創していかないと、プロダクトをサービスにできないということを、実感してもらえる良い機会だったと思います」と締めくくり、閉会に向かいました。

最後に

「JG READY 2023」はエンジニアと営業による双方向の議論をきっかけに、全員が機能を価値化させるサービス化のプロとしての自覚を身につけるイベントになりました。

今回は開発部がイベントの舵を取りましたが、ジョリーグッドのプロダクトは、全社員で作られたもの・作っていくものだと感じることができたイベントでした。どの部署も、イベントの準備にとても積極的で、全社一丸となってプロダクトと向き合っていることを実感できたのはとても印象的です。

今後も、このようなイベントを通して「あ、こんな機能があったんだ!」や「こんな使い方ができるね!」といった発見やアイデア創出の場を作り、全社員がサービス化のプロとして成長する一助になればと感じています。

ジョリーグッドは、どのような職種であっても、新規事業開発やサービス開発に触れる機会を得ることができる、成長機会が豊富にある会社です。もしご興味持っていただける方がいればぜひご応募をお待ちしております。