『詩経』「関雎」の仏語訳の和訳
中国古典の詩経の関雎は前から好きな詩だった。インターネットでなんと19世紀のフランス語訳を見つけたから、和訳してみる。
原文引用元
Hymnes sancrits, persans, égyptiens, assyriens et chinois : Chi-King, ou, Livre des vers, traduit pour la première fois en français
258ページ
唄 1
クアンツェウ
-雄雌のツェウキエウ鳥が鳴き合う、互いに応え合う
-流れの中で散り散りになった島に彼らはいる
-徳高く美しい娘が穏やかな隠れ家で生活している
-その人は、賢く、輝ける王子に探し求められている
-ヒンツァイと呼ばれ、不揃いに互い違いになった葉を持つ水性の植物がある
-それは水の流れの中を右に左に浮かび流れる
-徳高く美しい娘が穏やかな隠れ家で生活している
-寝ても覚めても、娘は熱烈に恋い焦がれられている
-王子はこの娘を探してる、でも自分のものにはできない
-寝ても覚めても、娘はこの人のことで頭がいっぱい
-ああ、なんていう絶え間のない苦痛!なんという悲しみを彼は持ってるんだろう
-王子は眠れずに寝床で寝返りを打ち続ける
-インツァイと呼ばれ、不揃いに互い違いになった葉を持つ水性の植物がある
-それは水の流れの中をあちらこちらに浮かび流れていく
-徳高く美しい娘が穏やかな隠れ家で生活している
-(楽器である)キンやスゼはその娘から去ることのない二人の友
-インツァイと呼ばれ、不揃いに互い違いになった葉を持つ水性の植物がある
-この植物は右に左に浮かび流れる。しかし、摘み取られ、内装に飾られる
-徳高く美しい娘が穏やかな隠れ家で生活している
-(娘の婚約者のお屋敷から聞こえてくる)シンバルや太鼓の音で今は互いを楽しませよう
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