エテルニテ 詩

いささか 辛く
思うがままに 行かず
 恐怖の 兵士が そこかしこ 
  散っていく 枯れ葉を集め
   また無残に シャンソンを歌っている

自由気儘に 詩を描き
 エテルニテを描き
    惨めさを描き どうしようもなく

狂おしい 狂った接吻
 そこから また名前のない世界をつくりあげ
  世界の端で クジラが歌っている

なんたる憂いだろうな 詩人とは
憂いとともにある生き物だ
海の底にある花を摘んで うっとりして
思い描いた詩を 書き連ねて
また 埠頭に戻ってくる

エテルニテ


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