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40代の転職活動 4か月目で思うこと

朝から晩まで働き詰めの毎日。どんなに頑張って働いても、自身のやりたいことにたどりつけないそんな毎日に嫌気がさし、転職を決意。自分なりに活動を始めて、はや4ヶ月が経過。いまだ一社の内定にも至らない今、自分の転職活動を見直してみることに。

さて、この3か月での営業成績。
応募件数 38件 面接していただけた会社 8件
『40代からの転職活動は難しい』と一般的に言われるが、その割に、書類通過率はまあまあ?だけど、内定いただけないと、イミガナイ!のだ。

そう。悩んでいるのは、『最終面接に通過しないこと』。
自分なりに、キャリアの棚卸をして、企業研究もして最終面接に臨むものの
ことごとく、最終面接で落とされてしまう。その際、面接していだいた会社から、フィードバックをいただけることもあるが、その中で最も衝撃を受けたコメントが
『価値観軸を外部に置いていて、自分軸での判断が弱い』だ。
今まで、どんな課題にも立ち向かい、自分で決めて解決してきた自負があっただけに、本当にショックな言葉だった。
私の価値観って、人に決めてもらってるの・・?
40代半ばにして、まさかの自分行方不明事件。

コンシェルジュに背中を押してもらう

このままではいかん!自分を見失っている場合ではナイ。でもどうしたら?そう悩みまくっていたところ、ちょうど登録していたビズリーチの提供サービス『キャリアコンシェルジュ』が目に留まる。
これは、キャリアカウンセラーが、対話を通して、キャリア形成をサポートしてくれるもの。早速申し込みをして、カウンセラーとの面談が始まる。驚きだったのは、意外に『提案』が多いこと。もちろん、傾聴もしてくれるのだが、具体的な働き方や業界事情、参考図書の紹介など、とにかく即日アクションにつなげられる情報を、ポンポン投げてくれる。この先どうしたらいい?と悩んでいた私には、すごくありがたい提案だった。
そして、ズバっと聞かれた質問。『あなたは、70歳になったとき、何を成し遂げていたい?』このオープンクエスチョンによって、今までの転職活動で、足元しか見てないことに気づかされた。
そうだよ、20年後何をしたいかによって、次の働き方を決めないと、今までと同じことの繰り返しになる。
私の今までの考え方を大きく見直す、きっかけとなった言葉だった。

『ライフシフト』読んで焦る

カウンセリングの後、自分の将来と向き合うために購入した本。
もちろん、人生100年~の話はぼんやりと理解していたが、はっきり具体的な数字で表されているので、読むことで解像度が上がった。
特に、『2007年に生まれた子供が、107歳まで生きる確率が50%』
そのとき『就労期間35年 引退期間35年』という数字に、衝撃を受ける。
無職で35年過ごすなんて、到底無理だけど、70歳で今と同じ働き方ってのも無理。じゃあ、どうしたらいいの?
30年後の自分の未来を、本気で考えることができたとともに、フルタイムに縛られない働き方に気づくことができた、貴重な一冊。

LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略

キャリコン勉強会で学習欲に火がつく

私は、2年前にキャリコンの資格を取得しており、ビズリーチのカウンセラーにも、この資格を生かす仕事を提案されていた。
少しでも知識が得られればと、キャリコンの知人に紹介していただき、勉強会に参加することができた。その勉強会では、スーパーバイザーを務めているベテランの方もおられ、毎回、新しい知識をいただけるのが、とても嬉しい。いくつになっても、好奇心を忘れない、その姿勢に頭が下がる。
そうだよ、迷ったときこそ、原点に戻って勉強する、だ。

オンライン英会話でコミュ欲そだてる

何を隠そう、語学に全く興味がなかった、私。今まで学ぶチャンスは山ほどあったのに、英検もTOEICも無視して生きてきた。けれど、勉強会で学習欲に火がついたことと、英語スキルを身に着けて、業務の幅を広げたいという思いが強くなり、思い切って、オンライン英会話に申し込む。

『3ヶ月で話せるようになる』なんて、ホントか~?って思ってたけど、意外にすごく楽しい。毎日少しずつでも英語が頭に入ってくることで、別の脳みそが働いて、リフレッシュになる。何より、積極的に発信していく気持ちと、何とかして相手と話をしたい!というコミュニケーション欲が醸成されているのが確実にわかる。

キャリアサポーターアカデミーで自身を振り返る

キャリアサポーターアカデミーとは、個人向けオンラインキャリア相談サービス「ミートキャリア」が主催する「プロのキャリア支援者として歩み出したいあなたを、全力応援するオンライン講座」。

ミートキャリア

3か月間の講座の中で、幅広い生きた知識を学べるだけではなく、1on 1 の模擬カウンセリングの機会を多数経験することができる。
驚いたのは、模擬カウンセリングは、カウンセリング力を身に着けるだけではなく、自分自身の考えや想いが他者と異なることを知ることで、自身の強みに気づく時間でもあったということ。
相手の価値観や得意なもの、積み上げてきたスキル、それをたくさん引き出して、次につなげていく、それが私のやりたいカウンセリングだと気付けた。

マインドマップで脳内整理

私は、割とアイデアを突発的に思いつく方なのだが、あっちこっち思考がとんでしまって、センテンスにするまでにとても時間がかかる。
数々のインプットのおかげで、たくさんの点を集めることができたけど、今のままでは形にならない。この点をつなぎあわせ、線にする方法を模索していたところ、Xmindのアプリと出会った。スマホで簡単に作成ができるので、移動時間や寝る前に、思いついたことを単語でツラツラと記録していくことができるのがすごくいい。
転職面接では、いろんな角度から、自身の価値観を問われるが、この方法だと、全方位で言語武装できるので、思考整理に役立った。
これを使って、私の仕事軸を見直したところ、『人の想いをつなぎ、新しい価値観を創造する』というゴールにたどり着いた。

Xmind

そして、たどりついた、私の強み

以前から興味があった、ストレングスファインダーを受けてみる。
私の一番の強みは『個別化:人が持つ個性に惹かれ、異なる人々をまとめ、生産性の高いチームにする能力がある。』というもの。
これを読んだとき、すごく嬉しかったのは、マインドマップでたどりついた、自身の仕事観とほぼ同じだったから。
自身で何度も深堀してたどりついたこたえを、神様に認めてもらったような気持ちになった。


4カ月かかって、気づいた『私の強み』は、『仕事観』へとつながり
転職軸にもリンクづけすることができた。
4か月前、面接でへこまなければ、おそらくこの結論にもたどりつかなかった。そう思うと、落としてくれた会社に感謝すら覚える。
一見、関係のないような出来事でも、振り返ると、とても貴重なインプットの連続。ホント、数々の出会いに感謝。

転職軸をかためる


転職活動は、まだまだ中盤戦。
気合入れなおして、またキモチ新たに再スタート!!
固まった転職軸については、改めてお届けしたいと思う。


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