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仙六最終節を前に読んでもらいたい記事リスト

 今回は明日から行われる仙台六大学野球春季リーグ戦最終節を前に、今読んでいただきたい過去記事を紹介します。気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてください!
(※トップ写真は昨秋の最終戦で仙台大が優勝を決めた瞬間)

仙台大

辻本倫太郎内野手(4年=北海)

言わずと知れた今秋ドラフト候補の遊撃手。今春はここまで全試合で3番を打ち、打率.345、1本塁打、9打点をマーク。キャリアハイも狙える成績を残しています。過去の東北福祉大戦では通算成績が打率.368、2本塁打、9打点とキラーぶりを発揮しており、今春もチームを勝利に導く打撃が期待されます。もちろん最大の長所である守備にも注目です。

三原力亞外野手(4年=聖光学院)

こちらも今秋ドラフト候補に挙がる右のスラッガー。今春は昨年の怪我が再発しベンチスタートとなりましたが、代打で結果を残し、前節は3試合とも「6番・右翼」でスタメン出場。本塁打こそ出ていないもののコンスタントに安打を積み重ねています。大一番で待望の一発が飛び出すか、期待が高まります。

平野裕亮外野手(3年=山村学園)

下級生の頃から安打を量産し続けているヒットマン。今春は5番でスタートし、第4節の2回戦からは4番に座っています。ここまでの打率.429はリーグトップ。1年秋は.351、2年春は.513で打率ランキング2位にとどまっているだけに、三度目の正直で首位打者獲得を狙います。本人がリーグ戦序盤から意識している打点も3位タイの11で、打点王(現時点トップは東北大・鈴木杜朗内野手の13)も射程圏内に入れています。

佐藤幻瑛投手(1年=柏木農)

今春エース級の活躍を見せているルーキー。ここまで5試合に登板して3勝0敗、36奪三振、防御率3.21と好成績を残しており、東北福祉大戦でも1回戦の先発を任されることが予想されます。グラウンド内外で”大物の予感”が漂う、将来楽しみな選手。大一番でも実力を発揮することができるでしょうか。

相原雄太投手(3年=伊奈学園総合)

今春2試合に先発している速球派右腕。宮城教育大1回戦ではリーグ戦での自己最速150キロを計測し、5回1安打無失点と快投しました。東北福祉大戦での登板があるか微妙なところですが、ぜひ現地で見ていただきたい投手です。その他、今週末登板がありそうな投手陣の記事も掲載しておきます。

東北福祉大

後藤凌寿投手(4年=四日市商)

今秋ドラフト候補の最速152キロ右腕。今春は肩を痛めた影響で出遅れ、コンディションが万全でない中での登板が続いていますが、直近2試合はいずれも5回無安打無失点とさすがの投球を披露しています。仙台大戦の時期には「90%くらい」の状態まで持っていきたいと話していただけに、天王山で納得のいく投球を見せてほしいです。

北畑玲央投手(4年=佐久長聖)

今春絶好調の右腕。ここまで4試合に登板し、3勝0敗、35奪三振、防御率0.00と圧巻の成績を残しています。東北工業大2回戦ではリーグ新記録に迫る17奪三振をマーク。また東北大2回戦では自己最速150キロを計測するなど、大学ラストイヤーも進化を続けています。後藤投手との二本柱は仙台大打線にとっての脅威となるでしょう。

堀越啓太投手(2年=花咲徳栄)

アマチュア野球ファンを驚かせ続けている剛腕。今オフは自主トレ期間中に162キロを計測し話題に。一方で本人は「(昨年の最速である)155キロを1球でも超えればいい」と冷静で、球速以上に変化球や制球力にこだわってきました。その言葉通り、今春は速球はもちろん割合を増やした変化球も冴えている印象です。

櫻井頼之介投手(2年=聖カタリナ学園)

東北福祉大の2年生投手陣は堀越投手以外にも豊富で、オープン戦からアピールを続けてきた櫻井投手も今春着実に経験を積んでいます。東北学院大1回戦で2回6失点(自責1)と打ち込まれましたが、その後は中継ぎで起用され好投中。仙台大戦でも大事な場面での登板に期待がかかります。

和田康平内野手(4年=埼玉栄)

今秋ドラフトでのプロ入りを目指す右の長距離砲。今春は開幕ベンチ入りを逃す悔しいスタートとなりましたが、途中から出場機会を増やし3割を超える打率を残しています。ただ、最大の魅力は長打力。仙台大戦で試合を決める一発を放つことができるか、そのバットに注目です。東北福祉大は他にも、打率2位の大内海斗内野手、打点3位タイの西村彰浩外野手、本塁打1位タイの安齋駿斗内野手らタイトルを狙える野手が複数います。

東北工業大

後藤佑輔投手(3年=仙台育英)

最終節最大の目玉はやはり東北福祉大×仙台大の最終決戦ですが、東北工業大×宮城教育大のカードもぜひ見ていただきたいです。中でも注目は東北工業大のエース左腕・後藤投手。今春は5試合に先発し2勝3敗、33奪三振、防御率3.18と大奮闘しています。特に東北大戦では1回戦で136球完投、3回戦で165球完封と力投し、チームに2季ぶりの勝ち点をもたらしました。充実のシーズン、どんな投球で締めてくれるでしょうか。

熊谷蓮投手(2年=東陵)

東北工業大は後藤投手のほかにも左投手が豊富で、そのうちの一人である熊谷投手は先発2試合を含む5試合に登板し存在感を示しています。直球の最速は後藤投手同様140キロを超え、ここまで19奪三振と奪三振能力も高い投手。最後に秋につながる投球を見せてくれるはずです。

宮城教育大

野口武琉投手(2年=仙台一)

宮城教育大は開幕から8連敗でいずれもコールド負けと苦しいシーズンになっています。特に投手陣は東北福祉大2回戦で1試合34失点を喫するなど台所事情が厳しいです。昨秋の新人戦で取材した野口投手は序盤明らかに調子が悪く気になっていましたが、直近の東北大2回戦では4回を投げ3つの併殺打を奪うなど復調の兆しを見せました。エースとして投手陣を支えている篠村大翔投手、全試合でマウンドに上がっている柿崎光希投手らの投球にも注目です。


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