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知らないお兄さん

知らないお兄さんが神社に行く道を訊ねてきました。


その時は私は多分5歳。


両親の言いつけを守って、知らない人にも親切に道を“口頭”で教えました。


まあ、子どもなので
「んとね、あっちの道行って、曲がって、で次曲がると大きい道に出るの。
そうすると神社が出てくるよ!!」

と指を指しながら説明しました。


まあ、そんな説明だと分からないと今の私は思いますし、


そもそも子どもに道を聞く大人は
怪しい
と今では分かります。



でも、私は一生懸命
知らないお兄さんに両親の言いつけ通りに親切に道を教えました。


そうしたら


「ごめんね。それだと分からないから、神社まで案内してくれる?」

お兄さんに言われました。


そして、


よっちゃんが帰って来てないのに、
私はお兄さんを神社に案内するために連れて行きました。

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