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竹田の街は、レンコン街

竹田市は昔からレンコンの街と言われていました。レンコンが取れるからではありません。
街に行くのにいくつものトンネルを通らないと行けないからです。
そう、とてもトンネルが多い街です。山の中にある街です。
竹田の街は、「滝廉太郎」の出身地で有名で、
「荒城の月」のモデルと言われる「岡城」を中心とした城下町でもあります。

山の中です。緑だらけ

竹田市は水がとても美味しい事で有名です。
そういえば、竹田の岡城の撮影に出掛け、夏の暑さで、お茶屋でかき氷を食べる事になったのですが、かき氷よりも、サービスで出てきたお冷やのお水の方が美味しくて、聞くと地元の水だった事があります。
ミネラルウォーターの工場もある位です。

夏には、緒方川の「矢原湧水」という名水の側に「中島公園河川プール」という所があり、名水の水で水遊びができるという贅沢なプールがあります。
子供達が小さい頃よく行きました。お子さんにも安全なプールです。

左上の赤いマークが「名水苑」



その近くに「名水苑」というお食事処があります。
名水で育てたエノハや、マスを釣ることもでき、それを料理もしてくれます。
エノハの背ごしや唐揚げ、塩焼きが美味しいです。

エノハの背ごし
エノハの塩焼き


街の中に『但馬屋老舗』というお菓子屋があります。文化元年(1804年) 創業で、大分で一番の老舗の店です。
お店も古く、明治時代の建物です。
大分を代表するお菓子で、特に有名なお菓子は
「三笠野」という一枚ずつ丁寧に焼き上げた生地にこし餡を包んだ菓子と「荒城の月」という、丸い淡雪の中に上品な黄身あんが入っている菓子が有名です。

江戸時代ののれん
西南の役の時、必死に持ち出したそうです
店構えと茶房 だんだん


こちらのお店にも昔、リーフレットの撮影でお邪魔した事があり、お店にある甘味所では、出来立てが、食べられます。
それがすごく美味しくて、何度も訪れました。
お水が美味しいからかもしれません。
もちろん、お土産として買って帰ることもできます。
大分市内でも買えますが、空港、JR、道の駅などにもあり、また、福岡、北九州、熊本にも売っています。関東では、横浜高島屋にも置いてあるそうです。

2.3月には歴史あるお雛様も飾られています。

お雛様を観ながらの和菓子で、ほっこり

店の裏手には、「西南の役」の時の大火で焼けた土瓦を使用した塀がまだ残っています。
こんな山奥で、昔、戦争をしていたのが不思議です。
「西南の役」といえば、「熊本城」「田原坂」などが有名で、竹田市は、随分かけ離れていると思えるからです。
「西南の役」で、竹田の街ははかなり燃えてしまったらしいです。

「西南の役」の戦場だったのですね


竹田には「姫ダルマ」という民芸品があります。今や、1人の方が制作されているらしく、
可愛らしいダルマは、見慣れたダルマと違って趣がある物です。
無形民俗文化財に指定されています。

ほっこりしてください
子孫繁栄のお守りだそうです

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