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青年の家

私が学生の頃、その地域に「青年の家」という多目的活動施設というのがありました。
その施設は誰でも使える市営の施設で、建物の中には、図書室、体育館、レストラン、会議室、シャワールームなど小さいながら色々揃っている施設で、宿泊もできるようになっていました。

サークルなども盛んで、私の父は、週一で、ここの体育館で行なっていた、『居合道』の教室に熱心に通い、5段まで習得しました。
何度も一緒に教室に付き合い、私も少しは『居合道』ができます。

『居合道』
刀で、型を演じます


皆さんも、学校や市立図書館に行くというのはよくあると思いますが、
私たちは、「青年の家」に行っていました。
特に夏休み!
あまりにも、高校生達が集うので2階の部屋、また、踊り場にもテーブルが置いてあり、学生が一日中、集っていました。

何故、ここにみんなが集うのかというと、ここは、エアコンが効いていたからなんです。

当時、学校の図書室も、市立図書館も、扇風機しかありませんでした。
しかも、家では“エアコン”をつけるのは、夜だけという家庭は多くて、暑さを逃れて、皆んな集ってくるのでした。
また、やってくれば誰かれ知り合いがいて、一緒に宿題をしたり、勉強をしたり、、、あとおしゃべりしたりできました。

勉強に疲れたら(⁉︎)1階に降りて、体育館で、運動をします。バスケをしたり、バレーボールをしたり、卓球をしたりと程よく運動も取り入れられました。


日によっては運動時間が長い日もあったのですが、、、友達との良いコミュニケーションの場でしたね。

そして、一番の利点は施設内のレストランです。あまり大きくは無く、カウンターにテーブル席が2つ位ですが、市営なので安く、食事ができました。
施設の外に出て、お昼ご飯を食べる事もあったのですが、ここのレストランが美味しくて安かったのでヘビロテで利用していました。
レストランが休みの時は、仕方なく、近所のお店にパンを買いに走っていました。

そのレストランで、思い出の味は「高菜チャーハン」でした。
おばちゃんが作ってくれる「高菜チャーハン」はとても美味しく、その後、家でも「高菜チャーハン」を美味しく作れるようにチャレンジしていたのを思い出します。

高菜チャーハン 安かった!美味かった!


その「青年の家」は、老朽化などからもう、解体されて今は無く、新しい施設ができていて、やはり、高校生達は施設に集っています。
ただ、前の「青年の家」までは良くなくて、レストランは無いし、自由に体育館も使用できなくなったらしいです。
実際、息子や娘は家で夏休みを過ごして、電気代を増やしていましたから、、、、

わたしは、夏休み、家にいた事があまり無かった記憶があります。
今でも、近くにあったら、利用するでしょうね❗️
あゝ、今月の電気代が恐ろしい‼️

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