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久住とイギリス

ポール・マッカートニーの曲を聴いていたら、昔の“ビーナス&マース”のアルバムに、案外有名な「あの娘におせっかい」という曲が出てきました。

YouTubeの動画だったのですが、バックにイギリスの高原の映像が流れていて、それがあまりにも大分の久住(ぐじゅう)の風景に似ているのに驚きました。
私の大好きな場所で、多分こんな風景は日本では北海道とココしか無いのではないかと思っています。
牧草地が続くシンプルな道が久住を抜け、別府から阿蘇まで続く「やまなみハイウェイ」という道と交わるようになっています。
「やまなみハイウェイ」は、別府から阿蘇まで延びる道です。
「やまなみハイウェイ」の方は九重町(ここのえ)という町を通り抜けます。こちらも凄く景色がいいです。
高原の彼方には阿蘇の山々が五つ並び、昔から『阿蘇の寝観音』と言われている姿が見えます。

阿蘇の寝観音
久住高原


大分側は黒毛和牛が、熊本側は、肥後牛が放牧されていて、道を走っていると牛で、県が解ります。

これは肥後牛


「大観峰」という阿蘇のカルデラが一望に見える場所があるのですが、そこから見える阿蘇の町は、田んぼが広がり田植え時期には水を張った田んぼに空が映り込みとても綺麗です。
一度、クリスマスの夜に(冬は凍結しやすいので、あまり好ましくないのですが)カルデラの中の街の灯りがキラキラして、信号機が変わる度、緑や黄色や赤が点滅して、クリスマスを演出して、ホッコリした記憶があります。

そういえば一度、友達が私の家を訪ねて来た時、イギリス人の子を連れて来ました。
それで、ドライブで、久住に、大きなおにぎりを持って行きました。
彼女は、イギリスのバース出身で、凄く久住はイギリスに似ていて懐かしいと言っていた事を思い出しました。
近くにはグライダー滑走路もあり、空にグライダーが静かに飛んでいました。
その時、3人で草原に腰を下ろして大きなおにぎりに、かぶり付いたのが懐かしいです。

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