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ep15 村境南東部の不明地帯、蛇崩山か茶臼山か??

 村境の南東に位置する二つの山。ここら辺りをどの様にルートを結べば良いか迷っています。この一帯はまだ行った事のない場所なので是非訪れたい山です。

奥駈道、笠捨山から分岐するポイント

 蛇崩山(ダグエヤマ)は、大峯奥駈道、笠捨山から真南に位置する十津川村内の山。大蛇が生まれ出たなどの伝説が有る山。茶臼山はその形から命名されているそうですが、茶臼山という名前の山は全国にかなり多くあるようです。ここの茶臼山は純粋な村境上にあり、笠捨山から南東に位置します。山頂は下北山村と北山村、十津川村の三つの村が接する場所です。ルートを作りやすいのは蛇崩山。一旦和歌山県の飛地である北山村に入らなければ村境に戻れない茶臼山。こちらは難所も多々ありそうです。
 
 蛇崩山と茶臼山から南に伸びる稜線を辿れば、目的地である瀞峡に到達出来そうですが、道があるかどうかは不明です。蛇崩山からの稜線は地元の方から歩けると聞いてますが、いくら探しても過去に歩かれたデータはありません。(🟦①ルート)
なだらかな尾根が続いているので歩けると思っています。
 蛇崩山と茶臼山、その両者の間から立合川(タチアゴ)が流れ出ています。この川は上流部で村の境界となっています。
立合川は地元の方から伺うに、相当深い渓谷でとても歩ける様な場所ではなく、滑落死亡事故もあったりと、ほぼ誰も近付かない場所との事です。

🟥ルート ベストなルート
🟦①ルート 蛇崩山から伸びる稜線
🟦②ルート ウェブ記録の残る稜線


 以前、立合川へアマゴ釣りに行きたいと思って山越で行けるルートを調べた事がありました。人里離れた奥にある渓谷で、釣りに入る人は殆ど居ません。ただ、釣りスタイルで近付いても、川に下りるどころか上流に進めないだろうと諦めた思い出があります。
 ネット情報を確認すると、沢登りをされている記録が散見されます。その一つに注目の記録がありました。しかもこの記録を残した方は沢登りで立合川を一泊がかりで遡上し、バリルートで茶臼山から私が下りたいと思っていたルートをしっかり下りているではありませんか。(🟦②ルート)
ただ、最終的にもう少し西峰から南へ降りれるのか今後の課題としたいです。
オープンな記録なのでこちらにリンクを貼ります。

【大峰】立合川本流 遡行 (附 第8ゴルジュの謎の大滝) - 2022年08月11日 [登山・山行記録] - ヤマレコ 

もう一つ良い記事がありました。この方は笠捨山まで上り詰め行仙宿で一泊、次の日に蛇崩山から上葛川集落へ下山するルートを堪能されていました。リンクはこちら。

【等高線を紡いで】茶臼山から笠捨山、蛇崩山へ

今後実際に行ってみてコースを選定したいと思います。不明箇所だったので先人の記録は本当に有り難い限りです♪ 蛇崩山と茶臼山。興味津々です。


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