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♯2.若手指導ポスト新設へ


新たな方針が出ました。
>全体の約9割を占める教諭のなかに、若手教員への指導や助言を担う
が,狙いのようです。

狙いを理解することができます。
教員不足は各自治体が抱える大きな課題であり,若手教員が潰れないように指導や助言をする役割を作るというのは,間違ってはいないと思います。

記事によると,ベテラン主幹教諭よりも若手教員に近い立場で助言や指導をする役割を担うと同時に,中間層の給与増で処遇の改善にも繋げていきたいそうです。

(♯主幹教諭では役不足感😱⁉️ってこと⁉️)

そう簡単にいくでしょうか?

そもそも教員の人数自体が足りていない上に,業務量がキャパを超えているのが現場です。
そこに新たなポストを新設したところで,結局のところ自らも担任を持ちながら指導助言もするということになります。
そんな余裕がどこにあるのでしょうか??

自分に余裕がなければ,若手の指導助言も何もありません😰
ベテランや中堅だから,学級経営や学習指導に余裕があるわけではないのです。学級経営,学年経営とはそういうもので,自分がそれをやりながら若手の指導助言ができるような状態ではないのが事実です。

来年以降の義務教育費国庫負担法の政令改正などを視野に入れているとの
ことですが,動き出すころに手遅れになっていないことを願うばかりです。


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