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夏の灯台 解説

歌詞 
ゆらりふわり遠くに
海に浮かぶ船一つ

ひとり居場所を無くし 漂う

君と描いた夢は
いつかした約束は

ひとりでは ただ
悲しさ残るだけ

夏の高い日差しに 眩んでた
あの時も

入道雲を指さして 
笑い語ったあの時を

沈んでしまう 記憶の底へ
淡く揺れた

夏の隣には君がいて
青い空ひどく眩しくて

君の手 この時間を
重ねる 止めないで

刹那 揺らいだ陽炎に
君がゆがみ 壊れてく

消さないで 消さないで
淡い夢 続けていたい

遠く暗い海辺に
船が彷徨い 残される

静かに

夏の灯台が
強く輝いた
一人残された
哀れな私を 港へ

暗い暗い夜の中で
船を導くあの光
忘れたくない 二人の思い

今浮かびだす

夏のそばには君がいた
青い空ひどく眩しくて

思いも この時間も
忘れない いつまでも

いつか見たあの夢の先 
ずっとここで守ってく

光さす海の先で
灯台が強く光る




はい、曲解説第2弾『夏の灯台』です

これは初めて投稿祭に参加した時の曲です
この時は確か四季曲投稿祭という名前だった気がします・・・

なんか終わったらメドレーを作るという話もあったのに
終わったらなんかなかったことになってたな


この曲も知声さんで作りました
知声さんが大切な人をなくして1人、暗い海をさまよう
・・・的な話を作りたかったんだ

出来上がってみたら
一人の女の子が

ふらふらと彷徨う船に乗って
ただ一人思い出の中を漂っている

だけど最後は灯台に導かれ
君との思いを守っていく

という感じの歌になりました

この時、知声さんの調整の仕方がよくわからなくて
特に何もせずにやってしまっていたな

その結果、涙を流しまくった後に静かに
歌っているイメージが出来上がったと思います

あと、この時の曲を聞いて抱けるとわかりますが
音がものすごく小さいです

何もわかってなかったんだなと、この曲を聴く
度に思います

もともと投稿祭の存在を知っておきながら
どんな曲を作るのかはわかってなかったので
かなり頭を悩ませた思い出があります


実際、夏の暑さを体験するために
窓を開けた状態で数時間いたりもしました

その結果
文字通り『夏の暑さに眩みました』

ですがその中で窓の外に目を向けると
見えてくるのです

高い入道雲
うるさい蝉の鳴き声
涼しさを届ける気が全くない風

夏というイメージをこれでもかと詰め込んだ
景色に私はしんどくなってました

体力がないからです

そんな中でふと思ったのです
『この景色が大切な思い出だった時期もある』

そう思ってできたのがこの歌です

なんかポエムみたいなことを書いてしまいましたが
経験が何かを生むということを自分の身をもって
知った話でした

みんな、経験は無駄ではないよ!



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