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Day17】船出の準備
1.アイデン 関係性構築 BBQ
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お盆休みを前に、アイデンメンバー間の関係性を構築するため、会社すぐそばの服部緑地公園にてバーベキューを開催しました。
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アイデンも今までの本業だった電気工事、水廻り設備工事会社から、社会課題解決型事業を行う会社に変革していくうえでは、社外の人閥だけではなく社内のメンバーの関係性構築も大切なファクターなってくるかと思います。
2.6年前のキックオフ
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頭数を365日で割った数に驚きこのポスターの前でしばらく動けなくなった。
そこから愛犬共生住宅はスタートした。
ボク自身が愛犬共生住宅の必要性を考え始め、社会課題解決性のある事業に会社の本業を変革していこうと思ったのは、実は6年前の2016年になります。
自身の住む賃貸での愛犬の問題排泄による建材の傷みと、茨木市にある動物病院で見た殺処分のポスターを見た事により、住環境と犬の暮らしについて考え始めそこに課題性がある事を知り、建設業を営んでいる会社として犬と暮らす住環境の構築に乗り出す事にしました。
その際、やはり会社でやる事ですので、当時の会社のメンバーから主要5人を集め、理解とフィードバックを貰うためにフリートークではありますが、テーブルを囲んで資料を見せながらプレゼンをしました。
その前に商工会議所や起業チャレンジセンターで話をしアドバイザーの方々の賛同を得ましたので、アイデンのメンバーにも必要性を理解して貰えるかと思っていましたが、話を終えたあとは場がシーンとして5人のうち誰1人からのフィードバックもありませんでした。
ただ1人、最後に見せた殺処分の写真を指してこういう写真を見たからといって誰しもがかわいそうと思うわけではありませんよ、僕らは肉や魚を殺して食べているじゃないかという話が出ました。(それに対してのボクの答えは過去記事(Day2)に記しています。ただその時の彼の意見は全ての人が犬事に関心があるわけではないというボクの教訓になりました。)
3.「人は人が救うは当たり前」
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世の中のソーシャルワークは人や環境に関わるものが多くを占めており、動物事は少ないかと思います。
昨年、動物愛護推進員の女性の方と話をしましたが、人社会の事を課題として動く人は世の中にたくさんいる、だから私は犬や猫の課題のために動く数少ない側になろうと思った、と言われていました。
ボクもそもそも犬吉という事ではなく、同じ思いがありました。
アイデンのビジョンの5番目にある、「人は人が救うは当たり前」はその思いから来ています。
4.組織でやる事と、その関係性の大切さ
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その2016年のキックオフの結果からボクは会社で1人で進めていく事を考え、キノカという別会社をつくり事業を進めようと思いましたが、アイデンとの二兎追いで順調に進める事ができませんでした。
そのうち本体であるアイデンの業績も悪くなり、1人悩む事に。
そんな時、社会課題の解決を目指す事業者の集まりである経営実践研究会に巡り会う事ができました。
そしてそこに参加しておられた、職人の地位向上のための学校設立を志とされる四方継の高橋社長と大阪梅田で会う機会を頂き、今の現状を包み隠さず話しますと、組織である以上組織でやらないとうまくいかないよと言われました。
高橋社長のお話を聞き、組織といっても社外の経営者同士の組織、自社としての組織がありますが、自分としてはやはり自分の会社というものが存在する以上、経営者だけでなく社員の人と皆で変革していかねばならないと先の経験からも強く思いました。
会社の本業と絡めて社会の課題を解決していく。
しかし会社は組織であり組織は人の集まりです。人が集まった以上、大切なのはやはり関係性であると今は強く考えます。
関係性がなければ、組織は強くならず、その志や目的がいかに高くてもなかなか達成はされないと思うのです。
5.変革するべきは経営者も社員も同じ
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2020年に新たに「風の時代」になり世の価値観の大きな転換期に入ったとも言われるように、これからパラダイムシフトが起こるのはアイデンが属する建設業界も同じ事です。
その中で変革が必要になってくるのは会社という器だけではなく、経営者、社員、パートさんに拘らず、そこに属する人は当然同じとなってきます。
社会貢献により存在価値を高め変革する会社が生き残り、独自性もなく自社の利益を追求するだけの変革しない会社はなくなっていく。
という事は、社員であってもその方向に変革できない人はおのずと変革する会社に在籍する事は難しくなります。
それがまた広義では日本における生活格差を広げる事にも繋がります。
社員であろうが経営者であろうが自分は無関係だと言える人はいないと考えます。
例えば今職人として仕事ができない(腕の低い)人でも、職人としてという事より社会の一員として何ができるのか、むしろこれが本学としてこれからは大切になるかと思います。
そのためには、やり方ではなくあり方というものを問うていける環境をメンバーと共に会社に作っていく事が急務となります。
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日頃、仕事でしか交わらないメンバー同士、炭を囲んで一緒に自然の中で肉を焼いて食べる。これから志を共にする自社メンバーと関係性を構築する良い機会になったのかなと思います。
今後も繰り返していきたいと思います。
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