リトル・ハット・マンと空想旅行⭐︎フォロン展
東京ステーションギャラリーで開催中の、ベルギーの画家、ジャン=ミッシェル・フォロン展に行ってきました。
日本では30年ぶりの大回顧展です!
企画してくださった方々に感謝しかありません。
会場は大きく3つのセクションに分かれていて、それぞれのセクションの問いかけに沿った展示になっています。
絵画だけではなく、映像や立体、手紙(これがまた面白かった!日本の判子を使った洒落たハガキなどもありました。)など、様々な作品を鑑賞できます。
色彩の美しさは言わずもがな。
フォロンの作品は、1つの作品の中に物語が感じられます。
(入り口のリトル・ハット・マンも、どこからきてどこに何をしに行く途中なんだろう?とか…)
風刺が効いている作品も多くありますが、どの作品にもフォロンの優しい眼差しが感じられます。厳しい現実を見せてくる内容のものがあっても、落ち着いて?受け止めることができます。
個人的にグッときたのは、後半にあるフォロンが朝日を見たある朝のエピソードです。
日本人の「お天道さまが見ていてくれるよ」という感覚に近いものをフォロンも持っていたのかな、と感じるエピソードでした。
大人はもちろん、小さなお子さんも是非観に行ってほしいです!
単純に楽しめるし、何かを考えるきっかけにもなると思います。
公式HP ↓ これだけでもワクワクします。
展覧会情報
場所 : 東京ステーションギャラリー
JR東京駅 丸の内北口
期間 : ~9月23日(月)
名古屋と大阪にも巡回あり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?