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元カレが妻を甘やかしすぎた結果のお話。

今日はBlog✍️

「どうしても話を聞いてほしい、友達として」
と元カレ・卓也から連絡がきた。
彼は超絶ポジティブモンスターなので、そこまで思い詰めるような話が聞けるのは面白いなって←性悪

元カレは私と別れた後、元婚約者とヨリを戻し結婚していた。
その辺りの話は共通の友人から聞いて知っていた。

私が交際している間も”元婚約者”の話は度々聞いた事があったけれども、話を聞く限り"おもしれー女"だった。
某有名大学を卒業後「弁護士になる」という夢を持って就職もバイトもせず、ひたすら弁護士を目指していたらしい。
っていうのは建前で、本当は大手企業に勤める卓也と結婚して専業主婦に収まる気だったんじゃないかな。
彼女はついに結婚するまで働く事はなかった。(弁護士にもなれなかった)

で、卓也と彼女は結婚し、子供も4人設け、子供も大きくなってきた2年前、
「学校の先生になりたいの。
たったひとつの夢だったの。
絶対に家族に迷惑かけないから!」
という相談(?)をされたという。
いやお前、弁護士はどーしたよ。
ほんとおもしれー女。

彼女はエンジンかかっちゃって歯止めがきかず、卓也の制止を振り切って短大(?)に入学。
親の協力を経て教員になる事ができたのだという。
「私、マイホームを建てるのが夢だったの。
たった一つの夢だったの。
私が働いて支払うから建てたい」
という話をされたらしい。
”たったひとつの夢”多くね??
今の住居の住宅ローンも支払っているのに、マイホームを建て始めた。

「家族に迷惑はかけないから」
と言っていた彼女は、家事育児を放棄した。
働いた事のない人間が、40を超えていきなり教員になるなんて無茶な話だもんね。
夜遅く帰宅してソファーで寝落ちする毎日。
最初から家事は親に頼るつもりだったらしいのだけど、親ももう高齢という事で断られ。
でも誰かがやるしかない。
そこで卓也が終業後スーパーに寄って帰宅、翌日の朝食・夕食を作り掃除洗濯をし、寝るのは明け方という生活を送っていたのだとか。

夏休みも目前となったある朝、妻が起きてこないのを心配して声をかけると
「休職したから行かない~」
という返事が返ってきた。
夏休み目前という事は通知表の作成や面談もある。
休職にあたって当然、上司からは引きとめられたようだ。
「あと数週間だけ頑張ってくれないか」と。
彼女はその制止も振りきって休職したのだ。

「休職中もお給料満額でるんだよ?文句ある?」
と卓也に対しても強気なようだ。
そんな彼女の休職の理由は
「同僚が腹立つ。
上司も意地悪で心を病んだ」らしい。

どうやら結婚してからパートした事があったらしいが、やはり長くは続かないタチのようで、最長で3カ月しか働いた事がない。
それなのに教員を目指したとかネタかよ...
止められなかった卓也も情けないし...
何より子供たちが可哀想じゃないか?
絶句。
かける言葉もないっていうか呆れるっていうか。

っていうかそんなタイミングで休職しておいて、保護者に説明しなきゃいけない上司が気の毒すぎる。。
それに休職って事は復職するって事じゃん?
どんな顔して戻るのさ...

まぁ普通ならこんなタイミングで休職しないし、できないよね。
それでも休職できるくらいなんだから、きっと復職もできるんだろうね。
メンタルつよつよで羨ましすぎる。


で、卓也の相談はここからだった。
突然お母さんがフルタイムで働きだした事もあり、子供たちが情緒不安定で登校拒否になってしまったそうだ。
上の子には連絡用にスマホを買い与えたけれど、淋しいからなのか同級生にしつこくLINEを送っては既読スルーされているのを見つけたらしい。
卓也が作っていたご飯を温めるのは上の子だったので
「なぜ私だけがやらなきゃいけないんだ」
と号泣で訴えられたらしい。

で、今は休職してお母さんが家にいるのに、女児の事は毛嫌いするようになって向き合おうとしない。
男児ばかりを可愛がり、女児の話は聞こうともしないし「うざい」と態度に出すのだという。
「そんな妻と子供たちをどうしたらいいのか」
というのが相談だった。


「知らんがな」としか言えないよね。
自分で招いた結果でしょ?っていう。

元カノに相談する暇があるなら奥さんと話し合って、子供と向き合わせなよ‪💢と怒りしか湧かなかった。
奥様も、卓也も、友達がいないもんなぁ。。
まぁ奥様もお友達がいたら止めてもらってるか...
ってさ、誰かに聞いてほしい気持ちはわかるけど!!

子供にとって1日ってすごく長いんだよ。
時間の感じ方が大人とは違うんだから。
どれだけの不満と淋しさを抱えてきたのかと思うと、苦しくなる。
1秒でも早く、父親としてなんとかしろ‪💢としか言えなかった。

奥様も相変わらず”おもしれー女”なんだけど、子供を巻きこんじゃうのは良くないよね。。
私の友人にも教員やってる子がいるけど、早く帰れない日は一旦帰宅して夕飯を作って学校に戻ったり、学校に子供を連れてきちゃって残業を待ってもらったりしている。
もちろんそれが”素晴らしいこと”って言っちゃうのは良くないよね。
学校っていう職場がブラックすぎるという意味で。
残業代も出ないしさ。
だけど友人は”子供の母親は私だけだし”と、なんとかやっている。

あとね、突然担任が来なくなった子供たち(生徒)も可哀想すぎる。
私の周りでもあったけど、教員不足のご時世なので補充されなかったりするんだよね。

彼女も親に甘やかされ続けてたしなぁ。。
無職で健康なのに働かないって暇そうだよね。何してたんだろ。
婚約破棄にまでなった卓也と結婚したのは、彼女の父親が何度も卓也に接触してきたからだそうだ。
「君と結婚するつもりで娘は待っていたのに」と。
知らんけど。

私も子供を甘やかしたいとは思っているけれど、実際スパルタだし。
”甘やかす”にも素質が必要なんだろうか。
私は自分がお金に困る人生を送ってきたから、子供には自活する能力を身に着けてほしいと常々思っている。
人の命なんていつまで続くかわからないし、何があってもおかしくないご時世だから。
うちが通わせた幼稚園の園長も同じ考え方だった。
平和も親もいつまであるかわかんないのよ!!
自分の事は自分でやる!
どこでも生きれるようにしなさい!
いざという時、泣いてるだけじゃ死ぬよ!
自分で考える頭と、動ける身体を持ちなさい

という教育方針だ。
極論だけど概ね賛同している。
私も子供を甘やかしすぎないように気をつけないと、永遠に弁護士を目指される未来が待ってるな。
"甘やかす"ってなんなんだろう。


そういえば卓也と付き合っていた頃、
「甘やかされる事が肌に合わないな」
と感じた事を思い出した。
甘やかす事で他人をダメにするタイプっているじゃん。
正にそういう感じ。
でも甘やかされた方が幸せでラクなんだろうなぁ。
息苦しくなっちゃう私がダメなんだろうな、結局。
"甘やかされて生きられる"って、それもある意味素晴らしい才能なんだろうな。
素直に羨ましい。


「叱ってくれてスッキリした。
切り替えて明日からがんばるよ。
ほんと七海と結婚したかったな・・・」
なんてふざけた事をぬかすので、鳥肌たっちゃった。
こっちは「別れといてよかった~!!」と思ってたところだよ...
なんだったら「この人のどこが好きだったんだろう」って虚無ってたよ🥹

もう2度と会う事はない。
子供たちの未来に幸あれ。
しっかりしろよ父ちゃん!
あばよ!!





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