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ないものねだり*不妊を経て気が付いたこと*

これまでの私の人生を思い返すと、「ないものねだり」によって気が沈み悩むことが多かったように思う。

それは「生きづらさ」を感じる一因なのではないか、と最近ようやく気が付く事が出来た。

私はいつも周りと比べて、自分を卑下する癖がある。

「お金があっていいなぁ、私なんて…」
「センスがあっていいなぁ、私なんて…」
「可愛くて、綺麗でいいなぁ、私なんて…」
「素敵なプロポーズされていいなぁ、私なんて…」
「妊娠・出産・子育てが出来ていいなぁ、私なんて…」
「仕事が出来ていいなぁ、私なんて…」

書いてみるとなんと醜い、、、!

他人を羨ましいと思う事は悪いことではない。

ただ私の場合、「私もそうなるために頑張ろう」とか、「そうなるためにはどうしたら良いのか」とか、次に繋がる行動をしていない。
不平不満を言って終わり。

不妊の件に関しても、ないものねだりなのだ。
順調に妊娠出産し、子育てに励んでいる友達を見て、ないものねだりしていた。

以前に本で読んだフレーズが印象的だった。

「ないものねだりではなく、あるものさがしをしよう」

ハッとした。

私は十分に恵まれているではないか、と。

大好きな夫がいてくれてるし、健康な身体もある。
色々なことを自分で好きなように選択出来る自由もある。

それに、お金や美貌なら努力で手に入るかもしれないのに、努力をしてこなかったということは、自分にとって重要ではないのだ。

周りと比べてないものねだりして自分を卑下して怠けるのはやめにしよう。

塞ぎ込んでても仕方がない。

無理に前向きにならなくてもいいから、後ろ向きにはならないようにしよう。

他人は他人。あるものも状況も素質も違う。


今はないものねだりな自分が嫌で出産した友達と距離をとってしまったり、身勝手なことをしているけど、少しずつ、自分の気持ちと折り合いをつけていこう。


生きやすいと思える人生を目指して。


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