親ガチャ子ガチャを超えて

親ガチャ子ガチャを超えて

他のアカウントで発表した昔の作品！

２０２１年１０月１４初稿

１．「？所有物？」

「親の」子供、或いは、「子供の」母親・「子供の」父親と
日本語などの自然言語表現で丸で「所有物」で有るかの様に
我々は、喋って居る事が、抑々の問題と考えてシマッタ！
人が、人を所有すると言う事は、「奴隷制」にしか他ならな
い⇒
奴隷制は、２０世紀に確立した人類共通の倫理観として禁止
した筈と思うのだが、如何だろうか？！
でも言葉の上で自分の子供や親を「所有物」として扱って居
る様な言い回しが平気で使われている！！

この「所有物」で有ると言う感覚は、往々にして事件で炙り
出される？！
老親の年金を死亡しても葬儀を行わ無い事で生きている様に
偽装して役所への届け出を回避し、詐欺罪として検挙された
話や、老人介護に疲れたとして殺害した哀しい事件や、放置
して「保護責任者遺棄致死罪」で検挙された話等、
老親の介護問題は、酷い事件で表ざたに成る！
翻って、灼熱の炎天下に駐車した自動車の中、熱中症で死亡
した幼児が、パチンコに夢中の親で殺された「保護責任者遺
棄致死罪」や、数多有る！
幼い子供が虐待される事件の裏、最近の耳目には、就職試験
で地方から上京した女子大生が空港のトイレで出産し、試験
の邪魔に成るからと首を絞めて殺し公園の土に遺体を埋めた
事件など⇒
特に女性の場合≪自分の身体から出た物体なので「所有物」
感覚で自らの意思で殺しても良いと考えた≫事が、報告され
ている！

全て、親、ないし、子供が、自分の「所有物」で有ると思っ
て独立した人格を持った他人≪自分の身体と違う人間≫と
認識して無い為の悲劇だ！
この感覚を無くせば、「親ガチャ」⇒
「自身の親の運動能力・知的能力、或いは芸術的な能力が、
低くが遺伝的に能力が低いと嘆くとか、経済的に成功して無
い為に自身に勉学の機会が恵まれなかった？！
逆に口うるさく勉強しろと狂気ジミタ押し付けに閉口した事
を」根に持ち、親に恵まれ無かったと嘆くが、
逆に「子ガチャ」⇒
自分達の能力や経済的に成功して無いに関わらず育てた子供
が「自分の意にハマって無い」事に苛立ち、自分達の子育て
を含め社会全体が子育てに不都合とも考える依り、産んだ
子供が「外れ」だったと理不尽に考えてシマウ自分勝手な
思想の元が、独立した個人で無く、自分の「所有物」と考え
て居る事に起因するのでは？！
と考えれば、「ガチャ」を考える上で「ガチャ」が外れた
自分が可愛そうと思う感覚が理解出来るのだ！
私もエッセイ『お母さん《母の呪い》』に記載した「実母が
馬鹿女」で如何しようも無かったと嘆いているのは、自分の
所有物だった事での感覚に違い無いと思い反省するのだが、
「お母さん《母の呪い》」に記載した母はアヤカリ出産と
自分がリスペクトする皇室の王子のイミテーション≒コピー
として残念な子供が生まれたと言う事なのだ！
その残念なコピー（筆者）は、事実を知る（推測し問い詰め
たら否定されたが状況証拠的に確信）と嫌な思いをしたの
だ！

２．「親ガチャ」の解消方法

自身が、駄目な親と思う両親（或いは片親）を「所有物」と
の考えを捨てて自分は、確立した人格を持つ個人なのだと
「強く意識」する事が肝要！

３．「子ガチャ」の解消方法

子供の生涯は、平均的以上の支援が出来たら、成人したら、
一切、口を出さ無い様にするのが肝要と心得るベキで幼い
子供が育てられ無いと少しでも感じたら、出来るだけ早めに
親権を放棄して然るべき公的な機関に子供を育てて貰う方が
犯罪が起きない為に重要と考えます！
自身が少しでも子育てが無理と感じたら、一時の恥なので
恥を掻いても子供を手放す事が肝要です！
この論で一番現在の問題点は、公的な子育て機関の多くが、
１８歳までで高校生までしか面倒を見ない事が有りますが、
私は関連してエッセイ『教育無償化と出世払い』を発表し、
国が高等教育≪大学・大学院や更なる専門（技術・スポーツ
も含む）≫を施せば良いと考えるのだ！

文末