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王立協会勅許状(第二版)の交付 1663年4月22日

本日、国王が王立協会に許可された勅許状が交付された。内容は次の通りである(原文はラテン語)。

第二版勅許状、西暦1663年
神の恩寵により、イングランド、スコットランド、フランス、そしてアイルランドの王であり、また信仰の擁護者等であるチャールズ二世から
これら朕の勅許状を授かるすべての者へ

朕は長い間、帝国の国境だけでなく、芸術と科学そのものを拡大することを身をもって固く決意してきた。それゆえ、朕はあらゆる形態の学問を好意的に受け止めているが、とりわけ実際の実験によって新しい哲学を切り開くあるいは古い哲学を完成させようとする、哲学的な学問に対しては特別の好意をもってこれを奨励するものである。
それゆえ、これまで世界のどの地域でも十分な輝きを放っていなかったそのような学問が、わが国民の間で際立って輝き、ついには知識の世界全体が、信仰の擁護者としてだけでなく、あらゆる種類の真理の普遍的な愛好者かつ後援者として、朕を認識するようになることを願うものである。

出典:https://royalsociety.org/-/media/news/2012/2012-supplemental-charter.pdf
The History of the Royal Society of London Thomas Birch  pp.221 (1756)
 


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