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甲斐駒~鳳凰三山~甘利山(長坂駅~韮崎駅)2024.7/29

【南アルプスナイトハイク】

先週に引き続き終電の中央本線で長坂駅0時50分出発。
2時に尾白川渓谷駐車場。

甲斐駒といったら黒戸尾根

竹宇駒ケ岳神社裏の吊り橋を渡り登山開始。真っ暗闇の黒戸尾根を黙々と登り続ける。
途中の刃渡りの岩場で振り返ると甲府の夜景が眩しいぐらい。
途中であまりにも眠くなり気絶しそうになったのでカフェイン錠を飲んだ。オッサンになってからというもの夜が弱くなって困りものだ。
黒戸山を過ぎ五合目のコルで夜が明ける。

梯子、鎖場だらけ

梯子と鎖場の連続を通過し七丈小屋で水分補給。ここからは小屋・テント泊の登山者が多い。

八合目からの山頂
二本の剣、オベリスク、富士山

6時半甲斐駒ヶ岳山頂。
うっすらとガスっており風が強く寒い。
ガスを抜けると仙丈ケ岳、そしてこれから向かう鳳凰三山が富士を従えての大絶景。やっぱりアルプスの眺望は格別だ。
寒すぎるので長居は無用と早々に早川尾根に向けて下山を開始する。

甲斐駒山頂
駒津峰越しの女王陛下

駒津峰から仙水峠の下りで大勢とすれ違ったがそこから先は人数も少なく快適。ランナーも数名。
早川尾根は300~500mほどのアップダウンが連続し何気に辛い。
早川尾根小屋で水分補給しただけノンストップで鳳凰三山を目指す。
この日の鳳凰三山稜線はあまり人がいなかった。

こちらは北岳先輩
穂先までは5.8ぐらいのオベリスク
いつ歩いても気持ちいいよね

白砂の尾根道を気持ちよく走り原生林の気持ちの良い登山道を下って南御室小屋到着。ここでコーラとカップ麺の大休憩。
しっかり最後の水分補給をして次なる千頭星山の下りに取りかかる。

苺平からは一旦大馴鹿峠へ一気に600m下り、そこから千頭星山まで300mの悪路を登り返すのだがここが今回の核心だった。
辛い登りのあいだK2で遭難している二人のことを考えていた。

千頭星山
八ツをバックに気持ちの良い草原が続く

千頭星山から甘利山までの気持ちの良い草原路を下り、車道に出てからは既に西日になったロードを15kmのランで韮崎駅へ。
先週に引き続き身も心も疲れ切ったワンデイとなった。

時間・距離・ロード量とも先週の全山八ヶ岳と似たような内容だが、ひとつひとつの登りがこちらの方がパンチが効いてる。
そして黒戸尾根は最強の登りトレルートに違いない。

しかしこんな馬鹿なことばかりやってると体のほうも健気に成長してくれるもので、少し前には不可能に思えたようなこともこなせるようになってくる。それがまた楽しい。

山旅の神様今日もありがとう

【装備】ベースウェイト2.16kg
<ギア>
パーゴワークス・ラッシュ20
エマージェンシーシート
モンベル・ULフォールディングポール113
スントコア

<アイテム>
インナーファクト・ソフトフラスコ500ml×2
エバニュー・ウォーターキャリー2 L
ペツル・スイフトRL
プロテクトJ1
テーピング
Shokz・OpenRun
薬(バファリン・ガシンサン・絆創膏) ※ガシンサン一包服用
ウェットティッシュ
ハッカ油
熊鈴

<シューズ>
アシックス・ゲルトラブーコ12

<ウェア>
パタゴニア・ダックビルキャップ
サンシェード
ファイントラック・ラミースピンエアジップT
ファイントラック・ドライレイヤークールノースリーブ
TNF・フリーランショーツ
変態パンツ
インナーファクト・5本指ソックス
ワークマン・カーフサポート
BD・トレイルグローブ
ファイントラック・ドライレイヤーアームカバー
レインウエア(モンベル・ピークドライシェル、バーサライトパンツ、テムレス)
着替え

<食料・補給>
粉末経口補水液
アミノバイタルゴールド
カロリーメイト
セブンイレブンわらび餅
塩ようかん
柿の種
練り梅

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