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天体の周期

旧暦の1月1日

ドラマのTBS
テレビっ子世代なのでテレビが暮らしを彩っていた。最初の頃は街頭テレビで良く流れる力道山がでるプロレス中継はとても人気があった。だんだん放映番組がふえていったので
もうテレビ前に陣取って親にいつも怒られていた。いまのゲームとあまり変わらない偏愛である。民放のなかでTBSはドラマが時代を切り取った内容で秀逸なものがおおかった。
山田太一さんの「岸辺のアルバム」
「ふぞろいの林檎たち」
とくに「金八先生シリーズ」が、中学校が
校内暴力で荒れていた時代と重なっていたので視聴者でありながら当事者としての感情移入がつよいドラマであった。
先月からクドカンのドラマがはじまった。
民放ドラマはもうみてないが、、クドカンらしい視点がみなくても面白いだろうと感じて
はいた。いまはリアルでない視聴ができる時代となってることにテレビ前に置き物ように座っていた自分は何だったの?である。
そう、、笑えるほど録画だって必死だったんです!!それだけ心をつかむ番組があったのでしょうね~そしていま瞬時に見逃した番組がみられるとはテレビっ子の最終形に辿り着いた。クドカンは常に疑いの目で時代を感じてサラッと表現できる人だから共感できるし
使う役者も面白いから楽しい。
今回は昭和の典型人間が令和と行き来する
ドラマで、昭和人間としては余りにも滑稽な場面に笑うしかない。学校でもタバコプカプカの先生は普通にいて着ている背広がタバコ臭…ファブリーズなんて発想もなければ
そういうことが女々しいので強引なのである。
クドカンはそのへんをベースにしてるから
間違いない笑いとなっている。気になるのは
自分が昭和人間どっぷりなので笑えるんだけど笑えないんじゃない?ということを付け加えておこう。


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