あの人

大昔、小説を書こうとする人の、大部分の人には、私小説(わたくししょうせつ)に対する抵抗があった、と思う。ここまでで、よむのをやめた人は、結構。めんどくさいので、いちいち説明しないので、わかる人だけついて来てください。
つまり、これからわたしが書くのは、固有名詞は変えてあるが、極一部のフィクションを除いて、ほとんどノンフィクションの世界です。ただし、後にも述べるが、法律に触れることは出来ないので、そこはご容赦ねがいたい。
わたし、福田和夫は、今から約60年前、大阪市内でも有数の産院として有名だった、聖バルバン病院で生まれた。実家は、淀川の辺りにあった。そう、これは関西の話です。東日本の話は、途中、重要なところで、少し出てきますが、あとは、ずっと西日本での話です。ここで、読むのをやめられた方も、仕方ありません。

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