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ピアノへの再会、?

ほのかです。なぜか書き物をしたくなる夜が定期的に来るので不思議だなあ、と思っています。🌙
でも学校とアルバイトと教習所とちょろっと就活と、、みたいなドタバタの日常なのでネタが思いつかない、、😅

ということで今日は。コンテストに挑戦してみようと思います🙆‍♀️
テーマは【いま始めたいこと】だそう。これを見た時パッと思いついたのは、、タイトルにもあるように幼い頃やっていたピアノでした。🎹
なんでピアノなのか。幼い頃ピアノと向き合った時間を思い出しながら、始めたい理由をじっくり書いていこうと思います。
ですますと普通の口調が混ざりますが悪しからずです🫡


1.ピアノを始めたきっかけ

私がピアノを始めたのは5歳。自分から望んだわけではなく、祖母が孫にはピアノを習わせようという謎のルールを持っていたので例に漏れず近所のピアノ教室へ。かわいい感じの先生が、楽しく教えてくれてピアノが好きになって。
小さいコンクールとか発表会でもそこそこいい成績で、綺麗なドレスを着てキラキラのスポットライトの下で明るいタッチの曲を演奏するのが好きだったことを覚えています。

2.本気の世界へ。

ピアノが好きでレッスンの時間も30分から45分に変えた小学2年生の私を先生は全日本ピアノコンクールにエントリー。そこから1年間の長い準備が始まります。レッスンも45分では収まらない。今までみたいに練習曲に対してすぐ合格がもらえない。指が回らないことや強弱のさじ加減の難しさ、オクターブの運指、リズムの狂い。細かい音符を音にすると早まってしまう。
すっごく悩んで、家で練習しててもすっごく泣いて。思うような音が出なくて怒りが湧いてピアノを叩きつけるのも、この頃から始まった気がする。
でもそれでも、というかきっとたくさん悩んだ分なのか、先生の厳しくも熱のこもった寸分狂わないきめ細やかな指導で予選も準本選も通って、関東を抜けて全国に行けた時は嬉しかった。
全国の舞台で演奏した時、緊張は全くしなかった。1年間ずっと練習しては先生のフィードバックをもらって、を繰り返しに繰り返してあっためた渾身の演奏を偉い大人たちに、お客さんに聴いてほしい!そう思っていた。笑
結果は大成功で私は銅色のトロフィーをゲット。🥉誇らしくて仕方なかった。笑
それは先生も同じだったからか、少しの休みを挟んですぐ基礎練習を強化しようということになりました。ピアノ経験者お馴染みの某ツ⚪︎ルニー教本を詰める期間、ひたすら運指を頑張らなきゃいけなくて気が狂いそうだった、、😅 この頃の先生はやたら音大の試験の話をしていたような記憶がうっすらあって、もしかしたらそういう方向に向かって行くのかななんてふわふわと思っていました。

3.停滞期

小学4年生。この時もまたコンクールの準備をしていました。昨年銅メダルを取ったのは元気な跳ね気味の曲だったけれど、今度はしっとりしたバラードに挑戦。
バラードは強弱のさじ加減や基礎技術がとても大事で、難しい。やっぱりこの時もたくさん練習、、でもやっぱり泣くし、自分に怒ってしまうし、叱られる。
友達ともっと遊びたいな、お出かけしたいな、雑念だらけでどこか疲れ気味で曲を仕上げた結果は予選落ち。😰 悲しかったけど私は納得していましたし、ここで初めて厳しい練習で自分を追い込んでまでピアノってやるもんなのか、?って疑問を持つようになってしまったきっかけでもありました。
そこから1年間は少し緩く(コンクールへのエントリーはお休みするという意味)ピアノをやります、と先生にお話して練習はきちんとするけど人前で弾くのは発表会と合唱祭の伴奏くらいに留めていました。
その期間に友達と遊ぶ時間を多く持ったり、勉強をがんばってみたり、ゲームをしたり、やっぱりこのくらいが楽しいななんて薄々思いつつ、地元の中学が荒れているらしいと聞いたことをきっかけに(全然荒れてなかったけど)中学受験をすることにしてピアノから離れました。

4.やっぱりそれでも

中学受験は失敗。結局は地元の中学へ。そんなことはどうでもよくて、とにかく解放されたのが嬉しかった私は受験が終わったその足で学校に卒業式の伴奏をしたいと楽譜をもらいに行きました。そして鉛筆を離したその手で伴奏の練習を始めました。伴奏の権利は結局ゲットできて、小学生を気持ちよくfinish。中学校に上がっても結局ピアノは続けたし発表会にも出たけど、部活に入ったことで(テスト前はさらに)練習の時間がなかなか持てず詰めが甘いからレッスンと言っても間違えて覚えていた基本の修正しかできないこの状況は先生に申し訳ない、と思いピアノ教室は辞めました。
でも好きな曲を耳コピしてみたり合唱祭の伴奏に相変わらず申し込んだり、親戚の結婚式のピアノ演奏に挑戦したり、ピアノにはちゃんと触れていたんですね。

5.大人になって

高校生になった私は、中学の100倍難しい勉強と中学の100倍忙しい部活に挟まれてとうとうピアノに触れられなくなり。ただ唯一、絵が好きな祖母の個展でピアノを弾く機会をもらったけどブランクと少ない練習時間で思うようにはいかなかった。そんなのわかってたのに、悔しいって思った。高校では部活の係の仕事は忙しいし、勉強しないとだし、なんとか大学に入ってもお金は貯めたいし、勉強とサークルがんばりたいし、留学の準備もあったし、そうやってせわしない毎日の中でピアノに触れるのはできずに10代は終わって、20代をスタートしてしまった。

でも、今なら留学前ほど必死にお金を貯める必要もなければ、サークルだって後輩が執行代だから前ほど頑張る必要もない。授業はきちんと出なきゃだけど、全休もある。そんな今だから、もう一回ピアノを弾きたいなと思う。
自分で自由に弾くのもいいけど、もう一回受け手がいる場所で演奏したい。  受け手に届いた時の純粋に嬉しい気持ちをもう一回味わいたい。
もちろん、一度ピアノに向かえばあの緻密な練習を思い出すし、自分でも完璧でないと許せなくなるから練習の過程で怒りが湧いてまたピアノを叩きつけて、自分も家族も嫌な気持ちにしてしまうんじゃないかって怖くなる私もいる。
でもそれでも、こんなに思い出すくらいピアノが好きならば趣味として楽しく弾くのはありかもしれない。
大会は流石に、演奏をperfectにできないから難しいけれど何かの交流会とかで演奏してみるのはモチベーションとしていいかもしれない。
それに大人になってなのか、うつ病というどうしようもない窮地に陥った経験をしたことで【できない】ということに寛容になれたからか、もうピアノを叩きつけることはないような気もしている。

人生の中休み。もう一度ピアノに出会うのもいいな。
ずっと好きだと思えるものがあることは、幸せだと思う。

締め方が変ですがこんな感じです。🎹🤍🖤
ピアノを始めたい!の理由はなんとなく伝わったでしょうか、、、?🤔
お付き合いいただきありがとうございました。☺️


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