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ヨーロッパ旅行⑧オペラ・ガルニエ2【パリ】

1の続きです。

ホールを出ると、

円形広間「グラシエの間Galerie du Glacier」がありました。

円形なので、360度楽しむことができます。

画家ジョルジュ・クレラン作だそうです。

お酒と豊穣の神・バッカスを描いた天井画、

壁にはワイン、紅茶などを表した8枚のタピストリーが飾られています。

「オペラ・ガルニエ」の完成後に作られた広間で、資金不足のため、ほかの部分よりも質素な装飾なんだそうです。

他よりは質素かもしれないけど、この広間だけでも、すごいです。

どんだけお金あったん、と思いました。

そして、最後に、

グラン・フォアイエです。

目を見張るほどの豪華さ。

オペラ・ガルニエ内で最も絢爛豪華な装飾を施した「グラン・フォアイエGrand Foyer」

古典様式のロビーで、鏡と窓の効果で空間の広がりを演出しています。

天井や壁に描かれた装飾画は画家のポール・ボードリーが音楽史の寓話をモチーフに創作しました。


10年もの歳月を費やして描いた装飾画は、ヴェルサイユ宮殿の鏡の間を彷彿とさせる美の殿堂です。

金がたくさん施されていて、あっと驚かされます。

ここには、大きな鏡がたくさんついていました。

男の人に1番美しい姿を見せようと、女性たちが鏡の前で身だしなみを整えていたのかなと想像します。

それにしても、高い天井に大きい鏡だなあ。

まるで、巨人の住む世界にいるみたいです。

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