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全人的調和〜自立人の到達点

今朝は目覚ましをかけ忘れ
4:30からの出発。

早朝のジョギングがこうも快適
だとは知りませんでした。

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全人的調和〜自立人の到達点

現代においては、
心身の健康と精神的な安定
が重要視されています。

そんな中でも私は、
「進化した最終形態」
に強い関心を寄せています。

理想とする
「全人的調和」
「自立人」
について、北の丸公園にある
大木を通じて考えてみます。

当然お分かりいただけている
ものとは存じますが、
「全人的調和」「自立人」
のような基準には、
私はまだまだ程遠い立場です。

今を生きている目的は、
「全人的調和」「自立人」
の量産的輩出です。

全人的調和を象徴するのが、
北の丸公園にある大木だ
と感じています。


毎月15日に靖国参拝で
通っていた時期があり、
帰りに神社から東京駅までの皇居
を通るのが楽しみでした。

毎月この木と語り合っておりました。


全人的調和とは?

全人的調和とは、
・心技体のバランス
・心脳体の統制
・身口意(行動・言葉・意識)の一致
において調和できた状態です。

「天命」
「最高に価値ある有意義な人生とは?」
等考えてきたあなたには、
大いに憧れの人物像ではないか
とみなしています。

あなたの場合はいかがでしょうか?

全人的調和をなせている方が、
天命に生きていない
とは考えにくいです。

哲学や原理原則系のあらゆる学びを経て、
「憧れの最終形態とは?」
等を追究してきた、現時点での結論です。


自立人の条件

自立人とは、
共存・共生・共栄・調和を基盤に、
自発的に物事を成し遂げる方です。

個々人が共に生き、
互いに助け合いながら、
意志と力で目的や目標を達成するのです。


生命力と適応力

大木に育つため厳しい環境条件でも、
根を深め広げ地表に出て来るほど
たくましいです。

成育のために養分が重要だと理解しています。

自立人がどんな困難な状況でも適応し、
成長力を持っていることに通じています。


養分が重要だと理解していない状態とは、
土壌が砂漠なのです。

あなたは、お1人では絶対に生きていけません。

もちろんあなたが孤独を感じていても、
寄り添ってくださった方がいらっしゃるのです。

あなたにおける成長の養分とは?
私は「誰にどんなお世話になったのか?」
だと称しています。

よくも悪くも、影響を受けていない方はいません。

どう受け止め対応するかによって、
あなたの生き方が定まって来るのです。


支えと安定

根が地表に広がっていることで木は安定し、
風や外的な力に対しても倒れません。

広がっているということは、深まってもいます。

自立人も、
自らの価値観や信念に基づき
しっかりと地に足つけ、
外部からの圧力に動じず
安定した時を過ごします。


一戸建てとタワマンは、土台が全く違います。

分かりやすく10階建てのビル後
40階建てのビルを建てるなら、
土台ごと変えるようになります。

新たなステージで始める場合、
今までの成功体験をいったん
捨てるよう勧められたこと、
ありませんか?

メンタル面における土台や基礎の深掘りは、
ものすごく価値があるとみなしています。

あなたにはどう映っていますか?


自己表現

地表に露出した根は、
この木の特徴的な部分であり、
独自の美しさを持っています。

自立人も、
自分自身を明確に理解し、
独自の個性や強みを
ふさわしい形で表現します。


完全に折れているように見えますが、
つなぎ止め成長している木に出会った時、
感極まって大粒の涙が
溢れてきたことを思い出します。


成長と繁栄

大木は、地表に広がる根によって
栄養を効率的に吸収し、成長しています。

自立人も学び成長し、
人生を豊かにできるリソースを見出します。


稲盛和夫さんの名著『生き方』の中に、
どうしてもやり遂げたい
焼き物の研鑽の話があります。

どうしても解明したく、
寝る間も惜しんで没頭していた
エピソードには感動しました。


大木に学ぶあり方

北の丸公園の大木の根は深く広がり、
地中から栄養を吸収しています。

学びや経験から得る知識や
価値観を象徴します。

幹は太く、嵐にも耐える力を持っています。

困難に立ち向かう強靭さと
回復力の暗示だと解釈しています。

根幹が盤石だからこそ、枝葉が広がり、
太陽の光を受けて成長します。


他者との関わりや新しい経験を
通じて成長できる要因は、
縦横無尽に網羅された自己対話
による綿密なイメージがあるからです。

「準備が8割」等言われていますが、
そのとおりだと感じています。


自立人への道

自立人となるためには、
以下のポイントが重要です。

共存:
各々が独自の特性を活かしながら、
認め合えている状態

共生:
各々が独自の特性を活かしながら、
支え合えている状態

共栄:
各々が独自の特性を活かしながら、
支え合い成果を生み出せている状態

調和:
各々が独自の特性を活かしながら、
引き立て合い一体化している状態

共存・共生・共栄・調和
をあえて区分する理由は、
コミュニケーションのレベル
に大きく関係します。

オーケストラのように、
調和しなければ魅力が伝わらない
場合もあれば、
一期一会のご縁で各々の個性の発揮を
求められる環境もあり得ます。

一期一会のご縁でオーケストラの
ような基準を設けられると、
強要とも解釈されかねません。

自立人とは、いかなる状況下に
おいても最適な関係性を見定め、
適材適所なリーダーシップを
発揮できている方なのです。


代表的人物

多くの尊敬する方々がいらっしゃる中、
今まであげたことがない方にこだわってみました。

全人的調和と自立を深める過程で、
内省の重要性を見逃してはなりません。

偉大なリーダー等も、
自らと内省し理解を深めることで、
その強さと調和を実現してきました。

やはり自己対話です。


ネルソン・マンデラ

南アフリカ反アパルトヘイト運動の
リーダーかつ独立後初の黒人大統領。

民主主義と人権のために向き合いました。

全人的調和:
27年間の投獄にも屈さず、
精神的な強さを保ち続け、
解放後には和解と平和を推進。

彼の名前は世界的な平和と
人権の象徴となっています。

自立人:
自らの信念を貫き、
強靭な意志で南アフリカ民主化を実現。

目的遂行のためにあらゆる
可能性を見出し柔軟に適応。


ダライ・ラマ14世

チベット仏教の精神的指導者。
平和と慈悲のメッセージを広めています。

全人的調和:
心と精神の平穏を保ちながら、
国際的な舞台で人権と平和を
訴えています。

母国へ帰れなくなったことを逆手にとり、
世界平和にかける情熱には、
大いに感化されています。

自立人:
自らの信仰と哲学に基づき、
他者への奉仕と自己の成長を
両立させています。

確か2014年だったと記憶していますが、
読売ホールの講演で豆ツブながら
直にお会いしたことがあります。

温かみ溢れるエネルギー、今でも覚えています。


結論

全人的調和や自立人の概念は、
豊かで充実した人生を全うする
ための基盤となり得ます。

北の丸公園の大木のように
調和し自立して生きる力
を培っていく道。

あなたもご一緒に、いかがでしょう?


Universal Flow Therapy 健創庵
Mr.存在価値
龍 庵真(りゅう あんしん)
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