携帯電話の電波で困ったときの対処法(WIFI編)

こんにちは、電波男です。
今回は携帯電話で光回線やケーブルテレビの回線を入れてWIFIを利用しインターネットに接続しているときに起こる現象の原因とその対処方法をお伝えします。

⑩動画が止まってしまう

光回線でテレビを 視聴していてドラマや映画を長時間見ていると、画面が途中で止まってしまうということがあります。
一度、WIFI速度を測定するアプリ(スピードテストなど)を入れて速度を測ったほうがよいでしょう。
測定してみて、アップロード(UL)、 ダウンロード(DL)ともに100Mbps出ていなければ、アクセスポイントを変更したほうがよいです。
現在利用中のWIFIルーターには、2.4GHZと5GHZが利用できるようになっていると思います。2.4GHZに設定されているなら5GHZに設定変更してみてください。
また、ルーターが他の家電(テレビ、電子レンジなど)の電磁波に影響されて、電波状態が弱くなっている場合もあるので、ルーターはできるだけ話して設置してください。
WIFIルーターの設置場所は、できるだけ家の中心に置いたほうが家全体に電波がいきわたるようになります。2階建て、3階建ての戸建ての場合、LANケーブルを引っ張って、WIFIルーターを部屋に設置する方法と、WIFI中継器を階段のコンセントにつける方法があります。メッシュWIFIというものもあり、これを利用すれば、WIFIルーターの接続状態を変更せずに中継器を設置することができます。

⑪スマホゲームをしていると途中で回線が切れてしまう

スマホゲームを使っていて、途中で回線が切れてしまい、ゲームを最初からやり直しになってしまったということはないでしょうか?この場合、とくにケーブルテレビに回線を利用していることで起きてしまうことがあります。
例えば、JCOMは関東圏では最大手のケーブルテレビ会社です。TVやインターネット回線をサービス提供しています。ケーブルテレビ会社のインターネット回線は光回線の契約よりも基本料金が安いということもあり、利用している方は多いのではないでしょうか?
ですが、たとえば、子どもや孫が年末年始に遊びに来て、スマートフォンでゲームをしようとしたとき、WIFIを使っているにもかかわらず、通信が途中で切れてしまって最初からやり直しになってしまったり、通信対戦ができないというようなことをいわれたことはないでしょうか?
通常のJCOM回線は最高320Mbpsなのですが、その内訳はアップロード20Mbps、ダウンロード300Mbpsとなっています。規約にも書かれているのですが、アップロードは20Mbpsしかありません。
スマートフォンでゲームをしていて、アップロードしなければならなくなったとき、20Mbpsでは通信の容量が足りずにアップロードができない状態になり、ゲームが途中でストップしてしまうことがあります。
これを解消するには、JCOM回線を光回線に変更するか、WIFIを切ってデータ通信でゲームをするようにするとよいです。
ただ、ゲームによっては多くの容量を必要となるので、WIFI環境でのゲームの利用を推奨します。
アップロードが20Mbpsですと、例えば仕事上、重いデータを扱う場合、データを送ることができないようなこともあるかと思いますので、光回線の契約に変更されることをおすすめします。

⑫データが送れない

リモートワークで家のWIFIを利用していて、会社や取引先へデータが送れない、あるいは送るのに時間がかかるといったことはありませんか?
一度WIFI速度をアプリで測ってみて、十分な速度が出ているか確認してみてください。
以前、お店を紹介しているyoutuberの家を訪れたところ、YouTube動画をアップロードするのに時間が1,2時間かかってしまうということで、たいへん困っていました。
ポケットWIFIも利用していましたが、こちらのWIFI電波を使ったほうが速く送れるということでした。
データ量の多いデータをアップロードする場合、最低でも測定値は100Mbps出ていないと、データ転送に時間がかかります。
そのyoutuberのお宅では、光回線に変更したばかりでしたが、アップロードが100Mbps出ていませんでした。
対策としては、契約した光回線の会社に問い合わせ問題がないか確認する。ONUやWIFIルーターの設定に問題はないか、接続状態に問題がない確認する、電波に影響を与えるような家電や金属製品はないか、あればWIFIルーターと話してWIFIを使ってみるということをやってみてください。
改善が見られない場合、近隣の住民の方が同じ回線を利用していて、光回線が混みあい、本来の速度が出ていない場合もあります。その場合、契約会社を変更したほうがよいです。
まあ、契約内容が、IPV6という規格に対応しているも重要です。
光回線の契約は初期のころ、IPV4というIPアドレスの規格使われていましたが、現在ではIPV6という規格が主流となっています。IPV4よりIPV6のほうが速度が速くなります。
プロバイダーとの契約だけではなくWIFIルーターもIPV6に対応した製品を使わなければならず、速度が著しく低下してしまいます。
WIFIルーターは新しい企画にあったものを選び、部屋の大きさ、間取りにあった製品を購入するようにしてください。
さらに、このIPV6の接続方式には、PPPOEとIPOEの2棲類がありIPOEの方がPPPOEよりもプロバイダーを介さずにつなげられるため、電波速度がよりよくなります。

⑬WIFI電波が届いていない

WIFI電波が届いていない、まずはWIFI速度をアプリで測定して、どのくらいの速度が出ているかを確認してください。
アップロード、ダウンロードで100Mbps出ていれば、WIFIルーターの位置を変えるだけで改善できることがあります。よい設置位置は間取りのできるだけ中心の位置に置き、床から少し高い場所(1mくらいでよい)に設置してください。
もしWIFIルーターが100Mbps出て出ていなかったり、広い家にすんでいる、2階3階の家に住んでいる場合は、LANケーブルを伸ばして、WIFIルーターを増設する、各部屋に1個置けるとよいです。また、階段や廊下にWIFI中継器を設置することで解消できます。
WIFI電波は、電波は強く、多くのデータを送ることができる反面、障害物に弱く、建物の影響、鉄筋コンクリート造であるとか、マンションの玄関側の部屋である場合は、WIFI電波が弱くなることもあります。
この場合、できるだけリビング側で作業するようにしてください。
マンションによっては、部屋に備え付けのフリーWIFIがあることもありますが、100Mbps出て以上出るプランであることは少ないので、回線速度が遅いと感じる場合は、WIFI接続を切ってモバイルデータ通信を利用するか、光回線を新たに導入する必要があります。

⑭光回線を利用しているのに、データの送受信が遅い

家で光回線を導入したにもかかわらず、データの送受信が遅いということがあります。
あるyoutube動画を制作し動画配信をしているyoutuberは、家の1階を作業スペースにして、動画編集をしていました。
ポケットWIFIを利用して、動画をアップロードしていましたが、もっとスムーズに動画をアップロードしたいと考え、光回線を導入したのですが、ポケットWIFIを利用していたときよりもアップロードが遅いという状態になってしまったということが起こりました。
まずはWIFI速度を測定してみましたがアップロード100Mbps以下でした。光回線を契約していて100Mbps出ていないのは、やや遅いので、契約プランの見直し、ONUやルーターの故障、接続不良、LANケーブル、WIFIルーターの交換などを試してみてください。
それでも遅い場合は、回線、プロバイダーの変更が必要です。おすすめは、楽天ひかりをおすすめします。
楽天ひかりは、IPV6の規格にのみ対応しており、月額料金も他社と比較して安いため,youtuberには人気があるということです。
IPV6にしたとしても、WIFIルーターを1万円以下の製品を接続していると、電波が強くならないので、仕事で利用される方は、製品のパッケージを見て、強い電波が出る2万~3万円くらいの値段の製品を選んでみてください。

⑮フリーWIFIがつながらない

カフェや商業施設でインターネットを接続して作業するといったことが当たり前の世の中になっています。
建物が密集しているビル、雑居ビルが軒並み立っているような場所で、電波が弱くてモバイルデータ通信が使えない場合、WIFIスポットがあると便利です。
ただ、フリーWIFIの範囲はせまいので、コンビニの中で利用できていたWIFIが外に出たらつかえなくなったということがあると思います。
また、お財布ケイタイ、バーコード支払いをしようとして、画面が出てこないということがあったりします。WIFI接続をそのままにしているとWIFIスポットから外れて、インターネットに接続できず、 アプリが起動しないということがあります。
WIFI設定のON・OFFがしやすいようにショートカットキーを使って、スムーズに使いこなせるようになってください。

主に起こる症状としては今説明したような症状です。これ以外にも症状が出ているという方、解決法がわからないという方はコメントか概要欄のメールアドレスまで、ご連絡ください。
今回の動画はこれで終わります。また次回の動画でお会いしましょう。


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