【はじめまして】砂金すくいならいいけど、最早どぶさらいかもね。
友達と会っても、私から喋ることは職場でのやり取りでおかしかったことや上司の愚痴とか、仕事絡みのことばかりで、そういうことから離れて面白かった本のことや行ってみたいお店や旅行先のことを話したいけれど、「いや、べつにこんな話おもしろくないよな…」と引っ込めていたら、そのうち話したいこと自体が思い浮かばず頭の中真っ白、友達は飼っているペットのことや面白かったネット記事のことを楽しそうに話すのに、自分がどんどんつまらない人間になっていくのを感じた。
本を読む、映画を観る。感想は「面白かった」「すごかった」「イマイチ」
家族に本や映画のあらすじを説明するにも、ほぼ日手帳に日記を書くにも、自分から絞り出す言葉は稚拙な単語ばかりで、もっと適切な熟語があるはずなのに出てこない。
もっとじっくり内省しつつ言葉を探っていけばいいのに、「まぁ、いいか」とすぐ諦める。
言語化能力が著しく低下している。
「ブログやSNSなんて、なんでわざわざネットに自分を晒すのよ。どんだけ承認欲求が強いのよ」なんて思っていたけど
そんな私は一体何が好きで何が嫌いなのか。何でそれが好きなのか嫌いなのか。どうしたいの、何がしたくないの。
40歳も近いというのに、自分で消化不良を起こしている自分に気づいた。
面白おかしく書けなくても、「だから何?」っていうようなことでも、
とりあえず毎日ツイートし続けて1年。
と同時に、もっとまとまったものを書けるようになりたいと思いながら具体的行動には至らなかった1年。
6月9日、ロックの日。
ラジオでやたらロックミュージックが流れ、ロックにまつわる投稿テーマにリスナーの破天荒な行動が読まれたことで触発されたのか、ずっと気になっていたnoteにとりあえず登録してみた。
どれだけのことが書けるのか、それで自分にどんな変化が起こるのか分からないけれど、とりあえず書こう。書き続けてみよう。
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