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iPod nanoはどこへ行ったの

スマホ1つであらゆることができる。電話をする。メッセージを送る。写真を撮る。動画を撮る。買い物をする。電車に乗る。タクシーを手配する。音楽を聴く。動画を視聴する。納税をする。

スマホに様々な機能を集約しすぎないよう、少しでもいいから、できる範囲で、機能を分散しておきたいと考える。スマホを落として壊してしまったら、紛失してしまったら。考えたくもないが、自分や家族を守るためにも、もしもに備えて、スマホを使わない方法も、持っていたい。

例えば電車に乗るとき。私はモバイルSuicaではなく、ICカードを使っている。以前使っていたスマホには空き容量が少なく、アプリをダウンロードすることができなかったから、というのが大きな理由だが、もう一つの理由は、改札を通る度にスマホを取り出す必要があり、万が一にもスマホを落としてしまったら、である。コンクリートの上にスマホを落としたことがあるが、その時は、取り返しのつなかないことをしてしまったという、非常に大きな悲しみに襲われた。その時は液晶画面に傷がついただけで、スマホは壊れなかったが。外出先でちょっと焦って手をすべらせて、なにかを落とすことなんて、容易に想像がつくから、ICカードを利用し続けることで、そのリスクを回避することができる。

便利だからスマホ決済も利用するが、現金払いでも電子マネー払いでも対応できるように、常に準備はしておきたい。

固定費をおさえるため、スマホのプランはデータ通信量が少ないものを選んでいる。通信を使いすぎないように、外出中は電話とメッセージなどの連絡以外では、なるべくスマホの使用を控えたい状況でもある。

外出中に音楽を聴く場合、多くの人はスマホにダウンロードしたアプリから聴いていると思われる。無料、あるいは、サブスク、あるいは楽曲を購入しダウンロードして、聴いているはず。

いままでは自分はどうしていたんだっけ。以前、iPod shuffle(シャッフル)というものを持っていた。当時私はMacBookを使っていて、MacBookの中にiTunesがあって、iTunesで楽曲を購入して、それをiPod shuffleに入れて、電車の中で聴いていたのだった。電車の中でポッドキャストも聴いていた気がする。ポッドキャストをダウンロードして持ち運ぶことができたのか。

iPod shuffle は液晶画面がついていなくて、ボタンだけがついていて、ランダムに曲が流れてきた。小さくて軽くて持ち運びしやすくて、白くてかわいくて。2005年、液晶画面がついている iPod nano を選ばずに、shuffleを購入したのは、ただ単に、shuffleの方が安かったからだろう。

そうゆうのがあれば、いいのか。nanoみたいなshuffleみたいな。そうしたら、スマホから音楽の機能を切り離すことができる。スマホの通信量も充電も守ることができる。少し調べてみると、持ち歩き用音楽プレイヤーというカテゴリーには、様々な商品が存在している。音楽だけでなく、ラジオとかポッドキャストも、聴けるものはあるのかな。結局、スマホアプリを利用するのが一番便利なのか。これ以上調べたら、大量の情報が頭に降り注ぎ、脳が疲弊するので、この件の優先順位は一旦低くしよう。とりあえず、音楽とラジオはスマホアプリで聴く生活を続けるか。それにしても便利だったし、よかったな、iPod。

なんで携帯電話を隣に置いて写真を撮ったの

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