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ALLひとごと

昔から感情移入が上手くできない。
盛り上がれないって言うのかな?

中学生の頃、3年生最後の部活のバスケ試合で負けた時、
みんな泣いていた。
レギュラーだったけど、強いチームでもなかったし、「弱いから負けた」という事実があるだけなのに、なぜ泣くのだろうと思って涙が出なかった。
同調しない人間を指摘するのが好きな人は必ずいて、「さめている」と言われた。
親になっても未だに苦手、感情移入。
だから「さっしてちゃん」が大嫌い。
口にも出さずに、自分の希望を叶えようなんて、0歳から3歳までしか許さない。
「むうう~」っと不機嫌そうにしたって、知るか!!
「さっしません!!」って言ってやりたい。

新聞の人生相談で「自分の心を理解してくれる人がいなくて虚しい」って相談している人がいた。そんな人いるのかね。「心を理解してくれる人」
いたら怖いけど・・・。それって理解している振りしてくれる人だよね。
「心を理解してくれる人」というよりは、「寄り添ってくれる人」って言うのが正解だとワタシは思う。
自分と同じように感じる人なんて、この世にいるなんて思わない方がいい。
ALLひとごと。
「レンタル寄り添い人」とかいたらいいのに。
本当に寄り添って欲しい時って、言葉は必要ない気がする。
背中さすってもらうとか、手を握ってもらうとか。

親しい人って、意外とピント外れな事言ったりするじゃん。
それまで理解者だと思っていた人の言葉に「んっ?」ってなったりする。
つまり言葉はいらないのか。

ひとごとを自覚するってことは、自分を確認するってことだ。




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