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思い通りにならないを考える【#建設業#事務女子】

最適化された生活

私はフッと思いついたことを考えてみるのが好きで,
快適化される最近の状況について考えた

ポチっとするだけで,商品が買え家まで届く
ポチっとするだけで,エアコンが付き快適な温度になる
ポチっとするだけで,好きな動画やコンテンツがアルゴリズムによって選ばれる
なんでも快適になった

究極は人間関係で,メタバースやDAOみたいに自分の性別や年齢や国籍にとらわれず,趣味趣向の合う人と繋がれて,同じプロジェクトを遂行する。
現実の社会ではまだなかなか日常化はできていないが,近い将来みんながそんな世界で暮らすのかもしれない。
今のストレス社会からの解放なのだろう。
GAFAMやシリコンバレーのベンチャーなどもそんな世界を作り出そうとしているかもしれない。

そんな生活の中で生きがいとはなんだろうか。
だって,全ては自分の思い通りに進む世界なのに,何を努力するのか。

最適化される世界に反し,人は思い通りにならないことに感動し,喜びを求めるのかもしれない。

ペットのしつけや子育ては思い通りにはいかない。
畑で野菜を作ることだって,スマホでポチっとすれば次の日には家まで配達してもらえるのに,何ヶ月もかけて天気や害虫とたたかいながら自分の手で育てる。
プロによって味付けされ,焼き加減を計算された料理がお金を出せば,なんの苦労もなく出てくるのに,BBQのように素人が少し焦げた肉を食べる。

大多数のものは便利や快適を求めて進化するだろう。
しかし,その裏にある大切な何かを人は求めるようになるのかもしれない。

そんなことを考えると,家も大多数は最適化された空間となるのだろう。
しかし,一方で自分で育て,思い通りにならなくてもいい一緒に変化を楽しめるような空間が必要なのかもしれない。

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