見出し画像

会社の仕組みを変える

全国三千万人の競輪ファンの皆様、昨日の福井記念競輪の決勝をご覧いただけましたでしょうか?
競輪界のトップスター脇本の地元記念決勝戦でその脇本に競りに行く河野という選手を。

年に1度しかない地元記念。輪界を代表するスター選手を目の前で見れるのはこの日だけでファンは大挙して押し寄せ脇本の優勝を期待した事でしょう。
それなのにこの河野の競り、これを外道の所業と言わずなんと言うのかって位にrあり得ない事をやったのです。当然の如く河野も脇本も着外で地元ファンはがっかりした事でしょう。

しかし、一番最初に敢闘門に戻った河野は戻ってくる選手全員に特に地元ラインに迷惑をかけた事を頭を下げて謝罪していました。
謝る位ならやるなよと思われるかもしれませんが河野という選手はそもそもこういうファイトスタイルなんです。全国が注目するレースで自分はこういう選手であるという事を世の中に知らしめたのです。譲れない所があるというある意味競輪選手らしい選手です。そしてレースが終われば非礼を詫びる心を持ち合わせています。これが出来るからこそ誰も河野を誹謗する事なくこれは彼の競輪道でありファンは認めているのです。
河野は自分の仕事をしてそれに負けた最強レーサーの脇本が弱い。もっと練習してこれを乗り越えた時がに物になるのです。

ちょっと熱くなってしまいました。

これは私共の会社くまテックにも言える事でして距離を置いて自分を見つめ直し改善すべきポイントを抜き出して改善し、本来、我々はどうあるべきなのかという事をボクはこの1ヶ月ほど考えていました。熱狂で突き進んでいる時期は終わりです。

会社を理想的な状態にする為にボクの給与をほぼゼロにして営業費をほぼ無くします。

ボクはトラックの運転手とかもやってたので好きですしコンビニで働く事も好きです。まあ、ボクがいなくても会社は回るわなと従業員さんを信頼しています。
あれほど営業大事と言ってるボクですが別にお金を使わなくても営業というのはやることが出来ます。
自分の過去の成功体験をトレースする事はとても危険な時代だと感じていますし他にやり方というのは無限にあるなと思っています。

私共の会社には変動費というのが殆んどありません。固定費のみです。シンプルに固定費を削れば全て利益となります。

従業員さんの報酬が確保出来ていればあとは利益を出して税金を納め内部留保を作って行けばどこに出しても恥ずかしくない会社が出来上がります。

やってみて分かりましたがボクが投資の回収を焦るとろくなことになりません。
そら9割倒産する訳だわと思います。社長だから経費使いたい放題とか社長だから高給でとかそんなんあっという間です。

ちょっと距離感を持ってボクはこれから見守るだけにしてくまテックに体力を付けさせようと思っています。

何もしないのもこういう業種だから出来る事ですしお客様に今の価格でサービスを続けるにはここまでやる必要があるとご理解頂ければと思っております。

会社をきちんと育てるのがボクの仕事なんで先ずは自分からです。どうですかこの選択肢は?

牛飼いをしているボクから見たらこんなことで会社というのは良くなるのなら楽なもんだなと思っています。会社経営はニワトリが先か卵が先かと経営者の欲との戦いが多いみたいでそれも大事な事だと思うけど距離を置けば割りと簡単に解決する事が多いと感じています。

次回から昔の話しに戻る予定です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?