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サイドビジネス

本業が一瞬でサイドビジネスと化した㈱くまテックのくまごろです。

お金を借りるには計画書と言うものを作らなければなりません。現状こうで数年後にはこれもんですよってヤツです。この計画書は確定申告とは違う姿が見えて来ます。

昔から言われていた牛飼いは減価償却で食べるんだよがこの歳になってなるほどなと言う気持ちです。減価償却と言うのは税務上、経費になるのですが支出を伴うものではないので現金は減らないのです。
普通(若い方)は減価償却分は再投資しなければならないのでその金額を貯めて行く必要がありますが御自身の経営がアレ?うちは三菱商事かな?って位になったらやって下さい。ボクはそんな牛飼いさんにお会いした事がありません。

飼料代金が親子で40万円くらいかな?なんかその他諸々が多いな。売上げが平均価格くらいで出して事故率がこんなもんでと計算してるとあら不思議な事に嫁のパート代金に負けてる資金計画が出来上がりました。

これはアレだ。相手も頭抱えるに決まってるわな。

実際は平均価格よりはちょっと高く売れていて事故はなくやれているのと授精業務やら他の仕事もあって尚且つサイドビジネスで始めた㈱くまテックから貰う給料の方が大きいので牛飼いをやる意味を少し考えている数日間でした。

数字で見れば切り離す事も考えなければならないのだけど牛は資産価値があり虚構ではなくリアルだ。
そんな簡単に投げ出すほど軽いものでは無いな。牛飼い辞めたら別府競輪場を事務所にしようとか言い出しかねないので足枷の意味も込めて真面目にやろうと思う。

仕事って本来はつまらないもんだし憂鬱だし出来たら休みたいもんなんです。若干面白いんだけど9割つまんない。だからキチンとやるのですが牛飼いって逆で9割面白いんですよね。

面白過ぎるものは仕事としてはダメなんです。それは最早、競輪なんですよ。

このめちゃくちゃ面白い牛飼いと言う仕事をどうやって面白くないようにしてやるかが仕事なんです。

それを憂鬱にするのが経営計画書で欲しいものを何でも買うんじゃなくて計画通りにお金を使い最大限の生産性を上げて行く。そうするとアラ不思議。お荷物だった牛達が甦るってもんです。
答えは生産性ですよ。この部分の数字の変動が畜産経営の命綱です。



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